2015-11-22 Sun
それじゃぁ、あの街は? ≪織姫神社の縁結び≫の巻
階段をやっとのことで伸びり切り社殿が見えてくるころ、その階段のとなりに「喬遊庵」さんというお蕎麦屋さんがあるのね。

そこからすごく良いお蕎麦の出汁の香りがぷ~んと。
まだ時間にして11時ちょっと過ぎたころ。
お腹が空いたわけじゃないけど、ふらふらとお店の方に引き寄せられちゃう。
表のお品書きをちょっとチェックして。。。と。

お店は決して新しくもないし、広いわけでもない。
だけど、この平日のこの時間にお客様が結構いっらっしゃるのね。
店内を見回すと蕎麦打ちの道具がいっぱいあって・・・。

あっそっか、このお店、蕎麦打ちのお教室にもなるんだって。
御店主さんが蕎麦愛好家またはプロを目指した方がここで修行をするんだろうと思う。
そう、ここ足利はあの一茶庵の創業者、そして蕎麦打ち名人と知れた「片倉康雄」さんのおひざ元。(詳細はこちら)
その片倉康雄さんの流れをくむお店、それがこの「喬遊庵」さんなんだって。
さあ、何を食べよう。。。
おおお、そうだ、表にも写真付きであったさらしな生一本とか何とかというもの。
一見、にゅう麺みたいなそうめんみたいな、あれ、あれを食べてみよう。
ほどなくして運ばれてきたもの。

マジで~! っていうほど細い麺。

食べてみると上品な出汁の香りとそばの香り。
うん?そばの香り???
今まであまり感じたことのない蕎麦の味。
もしかして初めての体験~♪
これか、これが蕎麦の香りって奴か~!!!
すごく美味しくって感激であっという間に食べつくしちゃった。

その後、御店主とお話。
色々お蕎麦について伺うことができちゃった。
今回食べたこのお蕎麦にはお蕎麦らしい香りとか風味は薄いんだよって言ってたけどそんなことは全然ない。
今まで食べたどこのお蕎麦よりもお蕎麦を感じましたよ、って言ったらニコって微笑んでくれてそれがまたうれしくって。
そっか、これが縁結びの御利益ね。
と、ここまでは絶好調!
しかし、悪魔は物陰に隠れこちらを向いて不吉な笑みを浮かべていたのであった。。。
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