2014-11-24 Mon

秋も深まり紅葉の時期もそろそろ終わろうかと。
我が家の紅葉見物は”山”ではなく、北関東の小京都、足利へ。
秋晴れのこの日、少々出発が遅れ足利に到着したのは午後1時過ぎ。
もちろんお昼御飯も食べておらず同伴の奥様のご機嫌が怪しくなる前に
混み混みの観光駐車場至近の「門前そば きくや本店」さんへ。
店内は相当賑わっているようで約30分の順番待ち。
ここ足利はお蕎麦の名店が多い街として有名で
ほとんどのお蕎麦屋さんはお昼時でも遅い時間ともなると品切れ閉店状態となります。
このお店もご他聞に洩れず、すでにご飯ものと一部のお蕎麦は売り切れていました。
大きめな椅子席に案内され、私はちょっと聞き慣れないダッタン蕎麦と普通のお蕎麦の二色もりを
そして奥様は天もりそばを注文。


ダッタンそばとはそばの品種がダッタンというのだそうで、ちょっと黄色みがかった色合いで
口にしたときは普通のお蕎麦よりも風味が強く、最後にちょっとだけ苦味が感じられる、そんなお蕎麦でした。
それと普通のお蕎麦にはあったツルツル感はなく、私好みでいえばこちらのお蕎麦のほうが良いかな。
そんなお蕎麦でお腹もいっぱいになりいよいよ紅葉見物。
鑁阿寺(ばんなじ)には天然記念物の巨大な銀杏が見事に色づき、
真っ赤に色づいたもみじとのコントラストがそれはそれは見事で、こんな紅葉も素敵だと改めて感心させられました。

鑁阿寺の境内に続く道にはレトロ感たっぷりなお店が連なり、何故か着物姿の女性の姿も目立ち
その風情は見事としか言いようがありません。
まるで大正ロマン、タイムスリップしたような感覚にさえさせてくれます。
好きだな、この街。
大通りにあったレトロなお店。
かなりのご高齢と見受けられるご夫婦の焼く大判焼きが美味しくて心の中まであったまりました。
気がつけば陽も傾き、フリーマーケットのお店も店じまいの準備を始めています。
後ろ髪を引かれつつあの有名な森高千里の「渡良瀬橋」から夕日を眺めながら帰路につきました。
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