2022-12-02 Fri
食べきれないから。農家の習性として、ともかく大量に作る。
習性と言うのもおかしいけど、、、だって、売り物だからさ、多く作らにゃ商売にならん。
いや、そうじゃなくって、自家食用に作るものに関してもそうなのですよ。
その昔、”食べられない時代”を経験したお年寄りが多いからなんでしょうか。

だからいつだって余っちゃう。
で、お裾分けとしてご近所や知り合いに配る習性は今も変わらず。
野菜の産地に生きていると、まあ、その様なお裾分けの多いこと。
そこが希薄になってしまった都会のご近所付き合いとの違うところ。

それでも余っちゃう。
それじゃぁどうしよう。
「保存」の効くものは保存しなきゃ。
野菜だけに放って置いたら塔が立っちゃう。

そう、どの野菜だって花が咲いちゃったら固くなって食べられるもんじゃない。
そこで、収穫したものを加工して保存する知恵がついたわけね。
例えばダイコンはたくわん。
ブロッコリーは茹でて冷凍しておけばOK。

ただ、そのままでも長期保存の効く玉ねぎやジャガイモは、何とか半年以上は大丈夫ね。
ニンジンもしばらくは大丈夫そう。
で、その長期保存したジャガイモと玉ねぎ、それに採れたてののニンジンを使ったカレーがで着た訳。
そう、念願の自家製野菜だけのカレーだよ。

別にシチューでもよかったんだけど、ほら牛乳類は本当にダメなので…カレーにした訳よ。
さて、どうかなと味見。
う~ん、いたって普通だな、、、(笑)

いつも食べ慣れているものだから、特別美味しいとか感じない。
だけど、感慨深いものがあるねぇ。
玉ねぎは春の除草、、、ジャガイモは土寄せから収穫、、、大変だったもんなぁ~。
そして、初めて作ったニンジン。
どれだけ間引けばいいんだか悩んだし。

うんうん、今度はこのカレーを使ってカレーうどんにでもしてみますか。
その方が野菜を感じられるかな。
そのうどんは、、、この間の新吉のとくとく市で手に入れたもの。
もちろん冷凍してありますから、いつでも大丈夫よ。
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