2015-08-29 Sat
どんな思惑があって・・・。たまには電車には乗るけど、こと新幹線に関してはまったく足を踏み入れたことのないワタクシ。
別に興味や機会があってということじゃないんだけど、たまたま「本庄早稲田駅」近くに用事があって、それならついでにと言うことでちょっとだけ駅に寄ってみた。

まだ開発途中のこの駅周辺。
JRの在来線とは完全に分離された新幹線専用駅。
周辺には信じられないくらいのたくさんの有料駐車場。
そして向かいには巨大なショッピングモール。
広大な土地にまだまだ開発途中のこの駅周辺の人口密度はかなり低い。
過密な社会に生きてると(それ程過密じゃない!)こういう場所をむしろ淋しく感じちゃうから不思議。
さて、駅舎に入ってみるとこれまた利用客の人影少なく、、、何とも淋しい。

それでも北側は駐車場なり商業スペースなり人の集まる場所もあるけど南側に関してはアカマツの山ばかり。


そりゃ”のどか”っていえばそうなんだけど、この駅って本当に必要だったの?って言っちゃうとあまりに失礼、、、だよね。
実際には首都圏通勤範囲内、新幹線で都内に出勤。
土地、物価の安いこの辺りで生活の基盤である家を持ち仕事は都内で、ということだよね。
JR高崎線始発の多い籠原を含めて東京のベットタウンとなりつつある埼玉北部の街はこれからもそうして栄えていくかもしれないけど、なんだか釈然としないものがあるんだよね。

JR高崎線駅周辺はだんだん寂れて、その代りに郊外に、郊外にとその商業スペースが移動していくんだよ。
サバンナの草食動物の巨大な群れが食料となる草を食べつくすと次の緑の豊富な場所に移動していく。
または、アマゾンの森林を切り開き樹木を焼き尽くし作物を栽培する焼き畑農業。
役目を終えたその土地には草一本生えていない荒地となってその姿をさらす。
≪食いつくす≫
なんだかそんなことを想像させられちゃうんだよな。
JR高崎線が好きなわけでも新幹線が嫌いなわけでもないけど、この駅が良くも悪くもこの先どんな効果をもたらすのかちょっと見守っていきたいよね。
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