2021-03-26 Fri
肩が凝ってじゃありませんから。「鉢形城公園」の楽しみはエドヒガンだけじゃござんせん。
もうひとつ、春を告げてくれる貴重な花が咲くんでござんすよ。
って、いつから股旅者口調になってだか!(笑)

以前にもちょっとだけ紹介したような記憶もあるけど・・・。
きっと古いお話しだから忘れちゃっているんじゃないかと。。。
そうですよ、この林の向こうの斜面に咲く花。

それが「カタクリ」ですわ。
山野草、、、自生していた物か、栽培した物かは知りませんが群生しているんですよ。
お山にも時々見たりすることもあるけど、群生は中々見られるものじゃない。

ほらほら、咲いてる。
枯葉の中から可愛い紫の、、、小っちゃい花。
気付かなかったよって踏んじゃだめだよ。

3月中旬から4月上旬が見頃ってあるけど、今年はカタクリに関しても早めなのかなあ。
今がちょうど見頃になってる。
この茎がびよ~んって伸びて、それがまたか弱いのよ。
その辺りが愛される印かもね。
どんなに踏んずけてもビクともしないような頑丈さじゃ可愛いって思われないもんね。

見事に人間の心理を突いた小憎たらしいお花でございます。(笑)
ところがね、こんな小っちゃい植物をその昔は片栗粉の原料にしていたんだって。
ひとつの株からどんだけ採れるんだよってお話しだよね。

この小川の向こう側、エドヒガンのある斜面の合向かいに沢山咲いているんだけど・・・全部片栗粉にしても一度唐揚げを作ったら終っちゃうくらい。。。かもね。(笑)
ただ、このカタクリ、古語では「堅香子」または、「かたご」と呼ばれていたそうな。
堅いのかい⁉
今じゃ掘り起こせないからさ、、、ワタクシにはその真相を知る由もありませんわ。
そうじゃなくって、それよりもおもっと驚くのはこうして花を咲かせているじゃない。
その時にしかこのカタクリの姿を見ることができないらしいよ。

花が終る頃にはみんな枯れちゃうんだって。
その間、地下で球根とし生き続けるらしいけど、その寿命が40年とか50年とか、、、呆れちゃうね。(笑)
それなのに球根として増えるんじゃなくって実をつけるみたい。
実もなって球根もあるって、、、なんて欲張りな花なんだか。

ただ、発芽してから花を咲かせるのに8年もかかるらしい。
そんなカタクリを片栗粉として使っていたなんて、、、めんどくさいお話しだね。
ちなみに、、、ですが、今時の片栗粉はジャガイモのデンプンから造られておられますので悪しからず。。。

さてさて、ワタクシも撮影しましょうか、、、、と、、、、おっと、カメラのバッテリーが、、、おかしいぞ。
急にバッテリー不足ってなっちゃう。
ズームで撮れないよ。

何とか標準なら写せるのに・・・なんで???
これじゃカタクリじゃなくって肩こりになっちゃうよ、、、(笑)
ならば、もっと接写したいけど・・・それもできないし。

もう、このカメラ君、、、我がままなんだから。
お天気屋さんで機嫌の悪い日は言うことを聞いてくれないんだもん。
それが可愛い、、、カタクリの花くらいに。。。
はい、オチがついたところで、、、カタクリの件はこれにて打ち止め~!
パチパチ~♪
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