2019-10-26 Sat
手を合わせて。。。妻沼聖天山秋季大祭「柴燈大護摩 火渡り」の儀。
とうとうやってきました、その時が。
火渡りですよ、火渡り。
荒行中の荒行。
真っ赤に燃え盛る水の上を裸足で歩くんですよ。

あの火の上を・・・きっとそんなのに参加するのはわずかなひとだと、、、、あれ、みんな並んでるわ。
子供まで・・・大丈夫なのか???

ここでちょっと失敗。
早く並び過ぎて、山伏さんが火の上を歩く姿を見損ねっちゃいました。
並んだ後ろの方から見物客がカメラを向けているのがわかります。
今頃、山伏さん達の荒行が・・・見たかった~。

さて、並んだ人たち。
面白いよね、、、みんな裸足になってる。
そりゃそうなんだけど、裸足で並んでいる姿が何となく笑える。。。

もちろん、ワタクシも裸足ですわよ。
で、靴は?
脱いだ靴下はどこに置こうか・・・勝手にしろ!(笑)
雨もポツポツ降ってきたし、、、えい、放置じゃ、、、ベンチの下に放り込んでおきました。
準備の良い人は、買い物袋持参。
そうなんだね、ここで経験値がモノを言う。

そうして、順番が!
山伏さんの合図でスタスタと歩きだします。
もちろん、カメラなんて持っていられません。
両掌を合わせて・・・ああ、お祈りするの、、、忘れてた、、、”熱くないのか?大丈夫かな?やけどしないかな?”
そればっかり気になって、、、ただそれだけで歩き終えちゃった・・・(シュン)
でもね、足は熱くなかったよ
横で燃えてる火は熱かったけどね。

ありがたい」お札と、何故か洋館をいただき終了。
足を洗うたらいを横目に靴を取に。

すると、まだまだ長い行列。
一番最初に歩く方とこの行列の最後の方が受ける御利益って違いがあるのかな、、、なんて、不謹慎な・・・こらっ!

辺りはずいぶん暗くなって、火の中、煙の中を歩く人々。
幻想的な写真。
決して心霊写真じゃございませんよ。

でもね、みんな、真剣な表情をするのよ。
そもそも荒行の意味って、迷いを断ち切る、その事に意味があるんだって。

火の中を歩くんだもん、、、迷ってなんていられない、、、迷って引き返す人なんかいない。
みんな迷いを振り払ってるんだよ。
荒行のひとつを乗り越えた、、、そうしてこれから生きていくんだよ。

良いよね、そんな意味でこの行事に参加するのは。
最初はどうしようか躊躇するわ。
でも、みんなが裸足になって、意を決して火の中に入る。
何だかとっても清々しい気持ちになれたことは確かだね。
火渡り、またやってみたいよ!
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