2014-12-24 Wed
もはやそれを止めるのは何人たりとも不可能。完全に火がついてしまった!
あれから数日、どうも落ち着かない。
心の中に何か得体の知れないもやもやしたものを感じていた。
うんん、なんだろう・・・・・この気持ち。
目を伏せ、心を落ち着かせ、すぅ~っと自分の中へ落ちていく。
何があるんだ、もっともっと深いところだ、そう、もっと深い場所。
ぼ~っとした暗闇の中から浮かび上がってきた、黄色ともオレンジとも言い難い淡い色彩。
そしてそこには甘くちょっと酸っぱい香りが・・・・。
ああああ、これだ~!
じゃ~ん、見つけちゃったよ。
どうも気になってたこと。
実はこの本を読みたかったんだね。

あの荻野吟子さんの記念館に展示してあった年表に記されてた渡辺淳一著「花埋み」から抜粋された一文。
その言葉が頭から離れず・・・・その本が気になって、気になって。
で、もし文庫になっていれば購入、でなければ図書館だなと思い出かけてまいりましたよ、街の本屋さん。
が、、、、ヤバい、、、、。
先ずはこっち!

某本屋&レンタルDVD屋さんの駐車場東側のド~ンと構えていらっしゃる、「たこ顔 深谷大沼店」さん(”たこずら”と読みます)
もしやあの心に漂っていた甘酸っぱい香りの正体は、ひょっとして、、、こ・れ・か!
気になったらすぐ行動がポリシー。(ぜんぜん”ゆったりまったり”、じゃない 笑)
うかがいましたよ、たこ顔さんへ。
先ずは注文と。
え~っとトッピングの種類がたくさんあるねぇ。
うん、これとこれで決まり。
目に一番に飛び込んできた「醤油ネギマヨ」と定番の「たこ焼き」
「これから焼きますのでお時間がかかります」
うんうん、やっぱりたこ焼きは焼きたてが基本。
作り置きじゃないことにホッと顔も緩む。
店員さんのお言葉に甘えてとりあえず某本屋さんの店内で物色。
ドッキン~、ありましたがな、本棚の一番隅にぽつんと。
まるで私に買ってくださいと投げかけているようなその佇まい。
その黄色とオレンジの表紙の書籍を手に取り迷わずレジに直行、お買い上げでございます。
で、お待ちかねのたこ顔さんへ。
店長さんとちょっとお話。
「どうぞこれからも美味しいたこ焼き、お願いします」と告げ、急ぎ足ワクワクでご帰宅。
そりゃそうですわ、いっぺんにワタクシの心の奥底からの湧きだす心の叫びを一瞬にして叶えてしまったわけでございますから。
急ぎたくもなりますわな。
で、先ずは本より何より一番気になっていた醤油ネギマヨをぱくりとひと口。

おお、これは・・・・。
ネギとマヨの絶妙なハーモニー。
お口の中でたことネギとマヨが三重奏を奏でているよう、って何処かのメタボグルメリポーターじゃないんだから(笑)
そしてそれにさっぱりした醤油だれ、でもただの醤油じゃないね。
ちょっとねっとりしているたれが良く絡んで、う~ん、文句なしに美味しい!
で、次に定番の普通のたこ焼きをひとつ。

あっ、たこ、でかい!
いや、ひとつひとつそのものがでかいんだ。
カリッと系だけど揚がりすぎずちょっと柔らか目。
だけど、このお店の売りは生地や焼き方よりも中に入るたこの味かも。
しっかりとした歯ごたえはあるけど嫌な硬さじゃなく、たこ自体の味ならどこのお店にも負けないかも。
たこ焼きの命を大切にするお店ですわね、このお店は。
と、言うことで完全に本そっちのけでたこ焼きにはまっております。
おいおい、黄色とオレンジの色彩はどうしたのよ。

いえいえ、これからゆっくり読ませていただきますよ、吟子さん。
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