2018-02-05 Mon
無言で南南東!「節分には恵方巻」
最近、やたらとそんな”風習”が慣例となっているけど、何なんだろう、恵方って。
「恵方」
その年の歳神様がいらっしゃる方角。・

では、その歳神様って?
え~と、お米の神様って言っちゃえば簡単かな。
お正月に家にやってきて五穀豊穣、家族の多幸をくださる神様なんだよ。
だから、お米(もち米)で作った鏡餅を飾るでしょ。
それは歳神様をお迎えするために飾るって、、、知らなかったでしょ(笑)
今年は戊戌(つちのえ いぬ)の年。
ほ~ら、意味が分からなくなっちゃったでしょ。
これはね、古代中国から伝わる陰陽道の十干(じっかん)と干支(えと)を組み合わせた考え方。
ちょっと難しいのでワタクシもこの辺でギブ。
これ以上入っていくとヤバい(笑)

簡単に言っちゃえば南南東に歳神様がいらっしゃるのよ。
その方角に向かってお寿司の太巻きを願い事を思いながら食べると叶うというのが大阪から伝わった風習。

ところが、そんな風習がその大阪で広まったのも1980年代ぐらいだとか。
そもそも、その恵方巻という呼び名もなかったとか。
この呼び名の命名は某コンビニチェーンの広島の方だとか。
そうよ、この風習、ごく狭い範囲で存在していたものを、あのセブン〇ブンが大々的に広めちゃった。
企業戦略のひとつだったのね。
要するにチョコレート屋さんがバレンタインデーを広めたのと同じようなもの。
踊らされているって言ったら言い過ぎでしょうか。
でも、日本人って騙されてる(?)とわかっていてもそれで楽しめる人種なんだよね。

いつの間にか、ハロウインだってボージョレ・ヌーヴォーだってしっかり根付き始めてるじゃん。
ちょっとおしゃれだったり、美味しいものが食べられたりすれば、それはそれでその時代の風習としてあまり知られていないところからメジャーなものへと格上げとなる訳よ。

いいの、いいのよ、それで。
病も気からというでしょ。
だから幸せも気持ちからなのよ。

さあ、恵方を向いて太巻きをたべましょう。
おまけ
初詣は恵方の方角にある神社に行く、という風習も昔にはあったそうな。
さて、みなさんはどの方角の神社に行ったかな。
今からやり直し、は、ないか。
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