2017-11-26 Sun
静けさを楽しむ、「大光院」”子育て呑龍”
呑龍上人のことは以前書いたことあったよね。

そう、騒乱時に親を亡くした子供達を育てた、その当時の”マザーテレサ”的存在。

だから、子育て呑龍と言われる由縁。
今でも呑龍様にはいつでも子供たちの歓声が聞こえてくる。

でも、一歩裏山に入ると、そりゃもう景色は一転。
清々しさ、静粛、厳か、そんな景色が待ち構えてくれる。
そう、お寺ってそういう場所だ。

その昔は、お寺って子供たちの遊び場になっていたじゃない。
でも、子供にはある一定の線を超えたら怖い所にも変わる不思議な所。

その怖い場所こそが、成長し、現実を知った大人がこころを休める場所にかわる。
そう、子供には静かすぎる場所なんだ。

静かなら静かなほどいい。

自分を顧みる心境になるのはこんな静けさがちょうどいい。
思い悩んで、結論なんてでやしない。

でも、なにも感じないよりは少しはましだろう。
そうして、ここからまた喧騒な世界へ帰っていく。

”お休み処”
いつもお寺に行くとそう思う。
スポンサーサイト


にほんブログ村