2017-11-09 Thu
”痩せ蛙 負けるな一茶 ここにあり”まさに一茶の心境ですわ!
穏やかな秋晴れの日が一転、重い雲に覆われた昨日。
こんな日は昼時ともなれば、ほとんど人影もなくなります。
そんななか、ひと際かん高い、悲鳴にも似た女性の応援の声が響き渡った熊谷スポーツ文化公園ラグビー場。
「埼玉県中学生ラグビー新人兼県民体育大会」

ああ、もう今年もそんな季節になったんだなぁと、移り行く季節の速さに思わず色付いた木々を見上げるのであります。
そう、その季節とは、学生さんのラグビーの大会が盛んにおこなわれるこの季節のこと。

ラグビーシーズンは秋から冬にかけての短い期間。
その短い間に、プロも大学生も高校生も王座の栄冠を勝ち取るために必死に戦うのです。
もちろん、この大会の中学生だって例外ではありません。

ところが、中学校のラグビーって、深谷市に限っていえば5チームもあるものの、県全体でいえば14チーム。
どちらかといえば、中学生のラガーマンって珍しい部類に入る。

だけど、この熊谷で2019年に行われるラグビーワールドカップ。
もっともっと盛んになる要素はたくさん秘めているわけで、この中学生達がいずれこの日本の代表選手となっても少しもおかしくはないんです。

そんな大会で、なんと、奇遇な巡り合わせ。
たまたま、私がこの日、この公園に着いたと同時に試合開始のホイッスルが鳴ったのです。

そう、私の母校のチームの試合の開始のホイッスルがですよ。

そりゃもう、自分のことも忘れ、応援に回りましたわ。
実は我が母校のラグビー部は輝かしい歴史と経歴をもち、深谷市の中でも”名門チーム”のひとつ

しかし、少子化や他の競技への選手流失で弱小化。
それでも、この頃ではまたその力を蘇らせつつあると聞いておりました。

しかし、いかんせん、生徒数も深谷市で一番小さい中学校。
なんと、その生徒数は90人にも満たない極小の中学校。
それでも、県ベスト8は立派という以上に立派じゃないですか。
ただ、今回の対戦相手は東日本戦でも好成績を納めている私立の強豪。
からだ、やたらとデカいのよ。

そんなデカい相手にも臆せず、果敢にタックル姿はまさしく称賛に値する好試合。
前半から後半の中盤までは善戦、好プレーの数々!
いや、いけるんじゃないか、勝てるぜ!と思わせた場面も充分あったけど、いかんせん体格が違い過ぎた。
ラグビーでの体格差ほどつらいものはないと思う。
きっと、全力を尽くし体力を徐々に使い果たしていったのでしょう。

後半の中盤あたりからバタバタと崩れていったけど、学校の先輩としてこのチームの戦いを見ていたワタクシは、君たちを”誇りに思う”ぜ。
きっと、毎日、泥だらけになって練習をしてきたのでしょう。
感動したよ。

それも、試合に出ている選手だけじゃない。
リザーブの選手たちの声がすごく出ていた。

あのね、人に言われた応援じゃなかったし、リザーブの選手たちも完全に試合に溶け込んでいたよ。
君たちがその声を出している以上は、絶対にもっと強くなれる。
どの学校よりもかっこよかったぜ!

本当に、今思い出しても涙が出るほど、このおじさんを感動させてくれたよ。
試合には負けたけど、君たちは全力で走り、勇気を出してタックルを繰り返していた。

ガッツなら君たちが一番だ!
君たちに大きな拍手だよ。
ホントによく頑張った!!!
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うわあ、我が母校のラグビージャージ♫
そして息子も卒業生です。
息子の代はリザーブがいなかったので、テニス部から応援に来てもらってたほど弱小でしたが、東関東大会までがんばりました。
懐かしいです。
今でも応援に行くと、感動をし青春が蘇ります。
そして息子も卒業生です。
息子の代はリザーブがいなかったので、テニス部から応援に来てもらってたほど弱小でしたが、東関東大会までがんばりました。
懐かしいです。
今でも応援に行くと、感動をし青春が蘇ります。
2017-11-10 金 11:58:14 |
URL |
kiiro
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ごめんなさい、コメントに気づきませんでした。
そうですね、生徒数の少ない学校ですからその頑張りが余計に嬉しく、そして応援したい気持ちになりますよね。
この日も頑張っていました。
きっと部員も大きな学校になんか負けないぞ、と奮起していたのでしょう。
見ているこっちの方が熱くなるような試合でしたよ。
そうですね、生徒数の少ない学校ですからその頑張りが余計に嬉しく、そして応援したい気持ちになりますよね。
この日も頑張っていました。
きっと部員も大きな学校になんか負けないぞ、と奮起していたのでしょう。
見ているこっちの方が熱くなるような試合でしたよ。
2017-11-24 金 04:23:23 |
URL |
nonki
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