2023-05-16 Tue
何処かで食べたような・・・。時より強い雨が降る中、ちょっとお出かけしてみました。
と言っても、温泉に行ったり景勝地に行ったり、そういうことじゃない。
単なる暇つぶし、そんな類よ。
先ずは上武国道を伊勢崎方面へ。

ゴールデンウィークの時はもう渋滞が半端なく、大変だった道路。
もうそんな苦労もないかと高を括っていたら、、、大型ショッピングセンター付近が大変な混雑。
土地勘もないし、別に急ぐ必要もないのでまんまと渋滞の罠に引っかかってやりましたわ。
イライラしない、、、それがお出掛けの鉄則。
楽しむための極意とでも言いましょうか、、、人混みを避けるか、又は混雑を楽しむ、、、そこですよ、そこそこ!
いやあ、丸くなりましたわな、気持ちもカラダも、、、(笑)

で、到着したのが「JA直売所あずま店」
何の変哲もないJA直結の直売所でございます。
ここになんの用事があったかと言うと・・・。
ここにはある情報に置いて、大変なソールフードが置かれていると。

その名も、「神社コロッケ」
群馬県人なら誰でも知っている、そこまで言われた極上のソールフードでございます。
でも、伊勢崎市民は知っているようでしたが、そこから離れた例えば太田市や館林市の住民さんは知らなかった、、、(笑)
もちろん、埼玉県の深谷市民、、、伊勢崎とは利根川を挟んだお隣同士でも初めて聞く食べ物です。

神社コロッケと言うから神社で売られている物かと思ったのですよ、正直に言うと。
でも、実際に目にした時、「これがコロッケ???」が、正直なところ。
だってぺったんこなんだもん。
どう見てもコロッケじゃない、、、ハムカツだなこりゃ、、、でもころもがサクサクじゃなくって、、、見るからにべっとりしている。

パックから匂ってくるソースの香り。
あれれ、何かに似ている。
このソース臭、、、なんだっけなあ。
ずっと考えていたんだけど思いだせない。

で、家に持ち帰ってパックを開けてみると、「そうだ、あれだ!」と手をぽ~んと打つんですね。
行田のソールフード、「ゼリーフライ」
見た目も似ているし、このソースの香り、、、そっくりじゃん!
が、食べたらその違いは明らか。
ゼリーフライにはおからが入っているから何となくパサついていると言うか、繊維質っぽい食感。

でも、この神社コロッケにはそれがなく、癖がなくご飯で作ったお餅の様。
ゼリーフライは土地柄、足袋を作っていた女工さんたちのおやつだったそうな。
この神社コロッケも同じく、おやつ代わりの食べ物で、伊勢崎神社の前で屋台で売られていたということらしい。
きっとこの伊勢崎市、和服、銘仙の町だから絹織物の職人さんのおやつだったんじゃないかと想像するのですが、その真意は定かではありません。

とびっきり美味しいというものでもなく、誰でも気軽に食べられる、、、それって重要だよね、おやつとして。
上州名物焼まんじゅうに並ぶ伊勢崎市の隠れた名物にしても良いかもね。
ただ、指が油とソースだらけにになっちゃうんで、それが困っちゃうね。
箸で食べればなんていうことはないんだけど、、、やっぱ手で食べたいわ。

何故かはわからないけど、箸で食べる物じゃない気がする。
ご飯に合うものでもなく、指でつまんで、ビール、、、それが一番合うかも。
しかし、あるもんですなぁ、、、似ているようで、似ていないもの。
おっきりこみ、煮ぼうとう、ほうとうにひもかわうどん。
くせのあるゼリーフライとこの神社コロッケ、、、こういうのを探すのも面白いね。
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