2023-04-03 Mon
春がくれば思いだす~♪土砂降りの太田呑龍様から一路金山へ。
当然ですが、雨はやむ気配もありません。
一日、暑い雲に覆われた空。
金山も霞がかかったように薄っすらぼやけて見えます。

そんな金山の登り口、東山の麓で開催されている「太田水芭蕉まつり」が、実は今日のメイン。
いやあ、雨が恨めしいですわ。
だって、金山とは言え、山ですからね。
きっと靴はドロドロ、服はビチョビチョになるのを覚悟で向かいましたわ。

”水芭蕉が太田で見られる”
そんなことを知ったのが3年ほど前だったかな。
やっぱりこんな張り紙が金龍寺に貼ってあったんですよ。
でも、もっと小さかったかな。
通り過ぎて見逃してしまいそうなくらい小さくってね。

その時はまだ上流と言うか斜面の上部には水芭蕉、無かったように思うんだけど。
それが徐々に株も増えたみたいで・・・。
種を蒔いてから5年ほどかかるそうです、、、花が咲き始めるまでは。
だからきっと3年前は花が咲かなかった、、、花が咲くようになったのが去年ぐらいからだった???
花はあったけど、ただ単に気がつかなかっただけかも知れませんがね。

いずれにしても、メインは調整池近くの圃場。
沢山の水芭蕉が咲き誇っています。
が、今年はちょっぴり遅めだったかな。
と言うか、花が咲くのが早い、、、桜と同じように。

夏がくれば思いだす、、、遥かな尾瀬、、、遠い空
おっと、ちょっと待てよ、、、夏じゃないでしょう。
尾瀬の水芭蕉は5月に咲きます。
春でしょう!

が、この「夏の思い出」と言う歌詞。
作詞が江間章子さん。
この方、出身が上越市なんだけど、2歳から10年間岩手県の八幡平に住んでいたそうな。
その八幡平では夏でも水芭蕉が咲くんだって。

だから間違いじゃなかったんだね、この歌詞も。
それよりもこの歌、「夏の思い出」って言う題名だったんだね。
”遥かな尾瀬”とか”水芭蕉”とかが印象に残っていて、正しい題名を知らなかったよ。
それどころか、水芭蕉なんて尾瀬にしかないものだと思っていたし、まさかこんな関東平野の真ん中で育つものじゃないと思ってたし。

特別な植物、だと思ってたわ。
そうしたら秩父にもあるらしいし、結構、あちこちにあるみたいね、水芭蕉って。
とは言ってもやっぱり清流の流れる湿地じゃないとダメみたいだね。
この金山の湧き水で育ったんですね、この水芭蕉は。

その水芭蕉という名前。
芭蕉というバナナに似た植物があるそうな。
その葉っぱと似てるからって言うんだけ、、、あまり似てない。(笑)
昔のひとには色々と考えるところがあったんでしょうね。
ともかく、今年も水芭蕉を楽しませてくださった「水芭蕉をまもる会」の皆様、ありがとうございました。
来年も楽しみにしております。
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