2023-03-25 Sat
違いはどこ?熊谷さくら運動公園のキッチンカー群に後ろ髪をひかれながら、そこをあとにして向かったのは同じ熊谷市江南町。
江南町と言えば、、、、う~ん、、、何もない。(笑)
いやいや、ありますよね、、、沢山。
でも、直ぐにこれだ!って思いつかないのも江南町かな。

よく行った武蔵丘陵森林公園への通過点、、、そうそう立正大学のキャンパスもあったね。
大きな病院、県立循環器病院もあるじゃん。
文殊様もあるし、この大沼公園もあるじゃん。
大沼公園、、、、この辺りの水田を潤す溜め池の公園。

あれ???
前は桜が凄く綺麗だった記憶があるんだけど・・・。
色々変わるんでしょう、、、今は数本桜の木がある程度かな。
しかしデカい沼だよね。

それじゃ湖と沼、池とは何が違うの?
え~っとね、湖は水深が深くって水生植物がないものを湖って言うんだって。
沼は植物があるもの。
そして池は人工的に造られたものなんだって。

ということは、この大沼には植物が底にあるんだ。
なるほどねえ。
でもちょっと待ってよ、、、この大沼だって溜め池なんだから、誰かが掘ったんじゃないの???
自然にできたものなのかな、、、分りません。
もし誰かが掘ったなら人工的だから池になっちゃう。

だって溜め池なんだから。
それじゃ大沼じゃなくって大池公園が正しい?
良いじゃないの、、、ただの名前なんだから。(笑)
しかし、こうしたちょっとした高台にある田んぼで米を作るのには大変な労力が必要だったんだね。

水は大切だもの。
この大沼、今は公園になっているけど、用水に使った頃は大切にされていたんだろうなぁ。
その証拠に、真ん中にある島。
そこに弁天様が祀られている。

弁才天、弁天様と言えば水の神様。
雨でも降らなかったら大変だもの。
お米が枯れちゃったら昔のお百姓さん、、、死活問題。
年貢が納められなきゃ、、、お代官様に、、、、酷い目にあわされる、、、、いや、時代劇じゃなくって、本当に合ったかもよ。

この弁天様、お社には最古の板石塔婆がったんだって。
今はレプリカが置かれている。
だから本当にこの溜め池は大事にされていたんだね。
命をつなぐ溜め池だもの。

その昔はこの辺りは松林だったそうな。
そう言えば、開墾された櫛引地区も松林だったみたい。
その櫛引は水が多く出て困ったと。
その逆がこの江南の大沼だったわけだ。
きっとここ土地に段差があって湧き水もあったんだろうね。
そうじゃなきゃこれだけの水を保てない。

今は閑静な住宅街になってるけど、その昔の姿を知っているひとに聞いてみたいよね。
溜め池の役目は今、どうなっているのかは知らないけど、よく整備された綺麗な公園です。
江南に住むひとたちと野鳥の憩いの場。
そんな公園でしたね。
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