2022-09-14 Wed
それぞれの事情で。悲喜こもごも。
人生の縮図ですなぁ、病院の風景とは。
明るく振舞う方もいれば、うつむき加減に歩く方もいる。
ここにあるんですわ、今まで生きてきた全てが。
病院とはそういうところです。

せめて、そんな空気から抜け出したい、、、そう思う方がこの病院の玄関口の真ん前にある、こんなお店二やってくるのでしょう。
焼まんじゅうの「忠治茶屋」
お隣にはファンキーなカフェ???
正体は不明ですが、、、この日はお休みかな。

で、そんなお店に診療・治療を終えてから寄らせていただきました。
お客さんの多くは病院帰り。
薬の袋を抱えてやってくるひと。
車いすの方の付き添いでやってくるひと。
家族連れ。
若いお兄さん。
それぞれの事情がこのお店にも溢れているのです。

女性2人で切り盛りしているこのお店。
きっとお店の方も色々な事情を抱えたひとを見てきたのでしょう。
もしかしたら、このお店の焼きまんじゅうだけが心の支えだった方もいた。
もしかしたら、この焼まんじゅうで涙した方もいた。
元気の源だったかもしれない。
最後はこの焼まんじゅうを食べて旅立ちたいと思ったひともいるかも知れない。
まんじゅうはふんわり軽いに重く重くとっても深いものになっていたかも知れない。

まあ、そう暗くならずにお召し上げり下さいよ。
上州と言えば空っ風とかかあ天下。
国定忠治が食べたかどうかは知らないけど、この焼まんじゅうは昔からの馴染のグルメ。
元気出るよ~!

深谷の味とは少し違うけど、焼まんじゅうはやっぱり旨い!
お腹いっぱいになったらまた頑張れる。
みんなそんな気持ちで食べたんだろうなぁ。
さて、我が家も頂きますか。

ところで、皆さん、ご注文の際に、「タレ、多めでお願いします」と。
「つゆだくで」の牛丼屋さんを思いだしちゃったよ。
何の注文もしていなくても普通にタレ、多かったけどね。
きっとぎゅっとタレをしみ込ませて食べるんでしょう。
初めてそんな注文の仕方、知ったよ。
さすが、これが上州流、、、ツウの注文の仕方はこうなんでしょうね。
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