2020-04-11 Sat
”音が消えた街” その6”空も泣いている”
そう、ポツポツと顔にあたる雨粒。
段々その粒が大きくなってる。

もうそろそろ限界でしょうか。
本降りにならないうちに・・・と思えば止むし、、、ひとをおいちょくった雨ですこと。
せっかくだから駅北口の様子も見ていきましょうか。

ここ、駅前に続く道だよね、、、と、確認したくなるほどひとがいない。
でも食堂やゲームセンターは営業中。

これって現実?
夢じゃないの?
映画のワンシーンみたいな、、、すべてシャットアウトして撮影してるんじゃない?

経済が回らない、、、ある国会議員さんが言ってたけど・・・。
こりゃ本当だね。
尋常じゃないありさま。

お店の経営、、、、相当苦しいかも。
だからと言って、この静寂が崩れたら、、、世界が終る。
我慢、、、我慢って辛いね。

改札口へ。
電車、、、停まってる訳じゃないよね。
ここも映画のワンシーン。
こんな昼間に、、、誰も、、、本当に誰もいない。

電車に乗る人も降りる人も・・・。
夢じゃないかと、何度も確認。
現実の世界、、、でも、こんなことになるなんて・・・きっと悪夢だ。
これは夢で良いんだ、、、きっとたちの悪い夢。

段々悲しくなってきたよ。
季節は春。
泣きたくなるほどの春。
空まで泣きたい、そんな春。

ああ、この駅で働くタクシーってこんなにあったんだ。
初めて見たよ。

またきっと忙しい日はきっと来るよ。
本当の春が、、、。
あんな事があったよね、、、そう、笑える日がきっとくるから。

今は我慢。
悲しいけど、、、今は我慢。
それしかないのが悔しい。
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