2019-11-04 Mon
優雅な夜 その1秋は各地でイベントやお祭りがたくさん行われます。
先日は「本庄まつり」が行われました。

地元「金鑽神社」の秋の大祭、本庄の鎮守のお祭りとして古くは江戸時代から行われてきたようです。
10基もの山車が町内を引き回され、沢山のひとで賑わいます。

”中山道一の山車の祭り”を売り物に、その豪華絢爛な山車が引き回される風景は、あの熊谷のうちわ祭りにも勝るとも劣らないお祭りだと思われます。
山車から流れるお囃子は、他の地区のお囃子よりもずっと優雅で、格調の高さを思わせてくれます。
そのお話がこのおお祭りの保存会会長さんのインタビューも含めてこちらをご覧ください。
とっても興味深いお話もありますよ。
それを読んだら、来年は絶対に観たくなりますから。

特に、夕方から夜にかけて街の街灯に照らされ、金箔がキラキラとひかる山車の姿。
また、山車に乗る着物姿の太鼓の叩き手さん。
これは他では見られない美しいもの。

その山車は、10基中8基が文化財に登録されていると言うから驚きです。
しかも、その山車は明治から大正の時代に作られたらしい。
修復させられ、本当に綺麗な彫刻もあり、その山車の姿だけを見ていても感心するばかり。

ため息の出る美しさってこういうことを言うんだと思っちゃう。
本庄駅前の大通りを引かれる山車。

電柱や電線が無いから余計に綺麗。
この山車が中山道を経て、夜にはハニポンプラザに集結。

そこで10基による叩き合いが繰り広げられるのです。
残念ながらこの日はそこまでの時間が無く、ハニポンプラザには向かったもののまだ山車は集まっておらず、泣く泣く帰ってきました。

だけど、沢山のひとをかき分け、中山道を堂々と引き回される姿はやっぱりかっこいい。
地元や埼玉県以外からの見学者もとっても多いと言われています。

2日間だけのお祭り期間だけど、相当な人数の人出があると思われます。
多分、秋のお祭りでは最大級でしょうね。

この日はまだ寒さもあまりなく、屋外でお酒を楽しむ方が多いようで、屋台のグルメの言い匂いに交じってアルコールの匂いも。
お祭りには欠かせない、そんな匂いと雰囲気。
秋を楽しむのなら本庄まつりは欠かせません。

帰り際、山車がコンビニの駐車場に綺麗に駐車されていたのにはちょっと笑えました。
”山車に乗って究極のお買い物”
それはご愛嬌としても、とっても楽しいお祭りでした。
スポンサーサイト


にほんブログ村