2019-10-16 Wed
せめての救いは・・・。瞬間風速60m!
そんな危険な台風19号。
でも、風よりも雨で多くの河川を破壊した台風。
冬になれば、毎日のように吹き荒れる風を知っているだけに、風に対する怖さは重々承知。

雨の怖さなんて、風に比べれば・・・。
軽くみていた、、、、この地方で生きてきたひとならきっとそう思う。
屋根瓦を飛ばされれるなどの大変な被害をもたらした台風15号。
あの千葉県の惨状が今回はこの深谷だってあり得ない事じゃない。

でも、結果的には風よりも雨。
雨の怖さを改めて知らしめられた。

たまたま通りかかった、「福川」、「小山川」はギリギリセーフだったみたい。
小山川と唐沢川の合流する地点を遠くで見る限り、唐沢川も大丈夫そう。

とは言え、ここまで水位が上がったのを初めて見た。
雨に洗われてか、山の緑が朝日に照らされて綺麗に見えたのはどうにも皮肉でしかなかった。

ただ、この付近にお住まいの方は、それどころじゃなかったに違いない。
当然、避難指示がだされ、多くの方が指定された避難所に駆け込んだに違いない、、、まだ降り続くあの雨の中を。

道路が冠水している可能性だってあるわけだし、命を守る行動とは、本当に紙一重のところ。
どれだけ避難所が遠くに思えたことか。
出てきた家はどうなるのか、不安な一夜を過ごさなければならない苦痛。

今、現実に河川の決壊で家も家具も車も流され、途方に暮れる方々の姿が、この川の土手にあっても不思議ではない。
たまたま、今回はその災難を逃れられただけ。

千葉県のように風に壊され、今回の台風19号の雨に流され・・・。
いったいどんな手立てが必要なのか想像もつかない。

いつだったか、国会で「100年に一回の災害に備えて、今、スーパー堤防が必要なのですか?」との賜っていた議員がいた。
百年に一回の被害がもう発生しているのに・・・。

”備えあれば患いなし”
そんな言葉は今、死語なのでしょうか。
災害グッズの用意はできても、家を守るグッズは庶民に用意できるはずもありません。
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