2018-07-30 Mon
思い出すんですよ。もうひとつ、熊谷と言う場所には幼いころの思い出が。
特にこの「鎌倉町」は特別な思いがあるんですよ。
そう、あの星川の源流、星蹊園のある町。

まあ、その思い出の事はまたの機会に。

もう時間遅いから星蹊園はしまっているけど、その入り口に立つと子供のころと全く違った風景なのになぜか懐かしい。

思い出ってきっとそんなもんだよね。
その入り口にあるお店がまた思い出させる、、、子供の頃を。

お肉屋さんの「西京屋」さん。
何を思い出すって、お肉屋さんのコロッケだよ。

今日は特別にお店の前で販売。
いやああ、いいねぇ、いいねぇ!
旨そうだ、いや、旨いに決まってる!!

揚げたて!!!
他のお客さんはこれにソースをかけて食べてるけど、ワタクシは何もかけずに熱いままふうふうしながらパクリ。
ハフハフしながら食べるんです。

これで何を思い出すって、ずっと前に書いた記憶があるけど、深谷稲荷町の瑠璃光寺の参道にお肉屋さんがあって、新聞紙に包んでくれた揚げたてのコロッケを買って食べながら家に帰ったの。
子供のころだからおこずかいなんてちょっとだから、深谷のお祭りとかに行ってもそこで使わないで、このコロッケを楽しみに帰るんだ。
そうなんだよね、、、昔は揚げ物もお魚も野菜もみんな新聞紙に包んでくれた。
新聞紙って、そうして使われていたんだよ。
今じゃそんなことしたらお店がつぶれちゃう(笑)

でも、あの新聞紙のちょっとだけ残った印刷のインクの匂いとが混ざったコロッケがさあ、食べたいんだよね。
有害とか無害とか、そんな事は一切考えず、新聞紙に包まれたコロッケを食べながら自転車に乗って家路を急ぐ。
ああ、これこそが”忘れられない味”なんだよなぁ。
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