2018-05-02 Wed
ふかや花フェスタ2018 (早朝作品見学編)人のいないところでゆっくり見る。
これが早朝での見学者特権。
先ずはコンテナガーデン。

これらはコンテスト参加作品だから当然入賞者にはそれを知らせるカードが付いてる。

たしかにそれを見ると”な~るほど”と感心するけど、その入賞作品にも決して劣っていないというものも見受けられるんだけど、
それはこの賞を選んだ方のセンスと合致した人の作品と言うことで、多くの人の投票と言うことではないんで仕方ないね。

特に今年は、メルヘンチックな作品が多くって、人形とかの小物を使ったものがあⓄなと感じたね。

この不思議の国のアリスをイメージした作品にみられるように小物の役割は大きく、ちょっと花が主役から外れちゃったかな、って感じがしないでもないんだけど。

その中であっても、これはすごいと思わせてくれたのがこの作品。
きっとあの合掌造りで有名な五箇山の春をイメージしたのでしょう。
この作品をその低い目線から見ると、こんな風に見えるんだ。

実際にはここまで花に囲まれることはないと思うけど、雪解けの後遅い春が訪れた五箇山。
その後ろの噴水塔の三角が白山やアルプスの山々に見えてくるから不思議。
これをご家庭の庭として管理するのは無理かなとは思うけど、ひとに見てもらうための作品という観点からでは充分その素晴らしい感性を伺えたよ。
きっとこの作品の作者さんは、あの五箇山のファンなんだろうなぁ。

他にもこんな色合いの植物をそろえた、こんな出品にした作品も目を引いたけど、景色をイメージするのになんらかの物語から抜粋するものと、自分の目で見た風景を思い出しイメージする作品とは多少の違いを感じる。

どちらがいいかというのは見る側の意識でまったく違うものになると思うけど、結局はその植物の配置や色合い、どんな花を何処に持ってくるかで、そのセンスが試されているんだと思うね。
風景の中に溶け込んだ植物が何処まで活かされているのか、小物以上にその存在感を表現したものが、やっぱりワタクシ的には感激する物になっているように思えたな。
そのコンテストという枠を外すのであれば、どれもみんな素晴らしく、そもそもそれに順位を付けるというものがちょっと違うような気もするんだけど。

きっと花を嫌いだとか美しいと思わない人はいないと思う。

それをもし自分の家庭に取り入れるとしたら、どんなものにしようか。

これなら自宅でも充分できそうだ。
それがこの箱庭作品。

これもそれぞれの作者のセンスが欲出ていて見ているのがとっても楽しいね。

ハンギングバスケットは花のチョイスとレイアウトだけの勝負。
小さなバスケットの中の世界。

きっと技術的なものよりも、最後はやっぱりセンスの問題。
豪華に、と清楚にとは相反する言葉だけど、何となくそのふたつが合わさったものが良い評価をされていたように思うね。

こんなのが似合うお家があったらいいね。

きっとこの中から賞を選ぶってそういうものも考慮しなければいけないだろうね。
きっと審査員もご苦労なさったんでしょう。
そんな早朝の作品見学でした。
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