2018-02-07 Wed
感動に大人も子供もないよね。この頃、ちょっとはまっている物がある。
物というか、本!
しかも、児童書。
作家さんの名前は「中山聖子」さん。
この手の本は読まないよね、、、だって、大人だから。
ところが違うんだな。
児童書と言っても、充分大人が読んでも楽しいし、表現が端的だから理解しやすいし読むのにも時間がかからない。
でも、ストーリーはしっかりしているし、考えさせられちゃう。
子供って、というか、自分も子供の時はそう考えていたかもしれないなって。

最初に読んだのがこの「便利屋 寺岡の春」だったっけな。
春、夏、秋、冬、とシリーズなんだけど、途中から読み初めてしまってちょっと残念だったけど、結局その前の事も気になって、結局全部読んじゃった。
それから「チョコミント」

「コスモスにありがとう」
まだまだ作品はあるんだけど、人気があるのか図書館で「あとでいいや・・・」とか言って、スルーしちゃうと次の時に借りようと思ってもなかったりするんだよ。
う~ん、お子様のファンもきっとたくさんいるんだろうな。
その中で、ちょっと気になったのがこの作品。

「ふわふわ 白鳥たちの消えた冬」
ちょっと泣かされたね。
作者さんが実際に起きた事件をもとに書いているから、真実味があるのよ。
そんな事で感動していたら気になってしまったのが白鳥。
ほら、この間、荒川の白鳥飛来地の事を少し書いたじゃない。
この本も鳥インフルエンザに翻弄された白鳥たちの運命を思う子供の気持ちが書かれていて、人間のご都合主義や動物愛護の精神から相反する措置との矛盾さがとても胸に突き刺さってくるのよ。
そうしたらどうしても白鳥の姿を見たくなっちゃってさ・・・。
そう、荒川の白鳥は・・・知ってますよ、今はどのあたりにいるのか。
ですが、そっとしておいてあげましょうよ。
もう、あの白鳥たちを追いかけまわすのは止めましょう。
あれだけもてはやされ、そして今はあの状態、あの風景を見ちゃったら、、、白鳥たちに申し訳ない。
そこで・・・自然の中で、しかも、そっと観察できる場所があったら、、、はい、ありますよ。
早速、行ってきました。
そのご報告は明日ね。
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