2018-02-04 Sun
手も足も出ない・・・なんて大間違い!2月3日
節分ですね~。
節分って季節を分けるって言う意味なんだよ。
そう、冬から春に変わっていくという日だね。
と、言うことは、節分って一年に4回あるって言うこと。
今日の立春前のこの日が一番ポピュラーだけどね。
節分ってそもそも、そういう意味なんだって。
さて、その節分なんだけど、そうだよね、節分と言ったら豆まきだよね。

と、くれば楡山神社!
そう、我が家ではそう決まってるの。

では、なぜ節分には豆をまくのでしょう。
それはね、その昔、京都鞍馬山から下りた鬼に困っていた人々が、毘沙門天さまのお告げの通りに豆をぶつけて退治したというのが豆まきの由来なんだ。
季節の変わり目になると必ず鬼がやってきては悪さをしていたらしい。
今の時代で考えると、どうも季節の変わり目になると体調が悪くなるじゃない。
木の芽の吹くころになると、、、おかしな人が出没するとか・・・(笑)
きっと、昔は疫病とかが流行ったのがそんな時期だったんじゃないかな。

そもそも、穀物には魔よけの力が宿っていると信じられていて、それによって邪気を払うことができると考えられていたんだ。
穀物の代表格でもある豆は「魔目」とも言われ、その豆を鬼の目にぶつけて退治した、それが「魔滅」に繋がると言われていたんだって。
なんだかおやじギャグみたいだけど、そういう当て字っぽいやつって意外とあるじゃない。
昔の人のユーモアセンスって言うところかな。
ところで、その豆は必ず炒っておかないとだめなんだって。
大豆をまくことが多いと思うんだけど、この大豆から芽が出るのは縁起が良くないんだって。
何だかこじつけの様な豆まきだよね。

「福は内」
「鬼は外」
そんな楡山神社の境内には豆だらけ。

これだけ豆があったら無病息災、家内安全、間違いなし。
そしてもうひとつ、お楽しみのだるま市ね。
ダルマって達磨大師さんの事。
お坊さんなんだよ。

9年間座禅をするうちに手足が腐ってしまった達磨さん。
そりゃ、手も足も出ない、、、じゃなくって、手も足も失うほど頑張ったって事じゃないか。
お手上げの状態じゃないよ、ダルマは。

一年間祈願し成就した願い事を感謝し、お焚き上げ。
そして、次の年にひとまわ大きなダルマを購入する。
ご商売している方はそんな事をやっておりますが、、、どんだけ大きくなっていくのかこわい。。。(笑)
ダルマの目は左から入れるんだけど、これには意味があるんだ。
ここで登場するのが仁王様や狛犬さんの、「阿吽」
左側が「阿」、これは始まりという意味ね。
そして右側が「吽」、終わりという意味よ。
だから、左目から入れるんだよ。

いやいや、ひとつひとつに色々な意味があるんだね。
皆さん、念願かなって、また大きなダルマ、買ったかな。

ワタクシはそんな皆さんのダルマさんの炎に温められ、美味しく甘酒をいただくのであります。
ああ、春だねぇ。。。
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