2017-10-24 Tue
まったくお前って奴は! (台風21号がもたらしたもの 1)
大きな勢力のまま、やってきた台風21号。
各地に大変な被害をもたらして、とんでもないことになっている。
衆議院選挙の結果報道に隠れ気味だったけど、その爪痕の大きさが段々浮き彫りになって、バンザイなんかして浮かれている先生方が憎らしく思えるのはワタクシだけでしょうか。

まさに関東を直撃。
巨大勢力のままやってきた台風21号。
その大きさは、日本全体がすっぽりと台風の雲の中に巻き込まれてしまうほどだ。
しかも威力は、とてつもない豪雨と強風で広範囲にわたり人間の生活を脅かした。
ところが、急速に衰え、温帯低気圧に変わったその台風は、大陸からの寒気を引き寄せ、昨日は札幌で初雪を観測したのだとか。
まったく、この地球はどこか壊れているとしか思えてならない。
もし、ワタクシたち人間が努力をすればこの自然の驚異を何とか鎮められるというのならば、何をしていいのか教えてもらいたいと思う。
古代より自然現象を鎮めるために、世界各地で祈祷や祭りが行われてきた。
過激な思想は”イケニエ”という言葉さえ作ってしまった。
それ程、古代人にとっても脅威だったに違いない。
しかし、それは当時の人間からすれば唯一の手段だったろうし、いくら進歩したとはいえ、現代の科学の力でも人間が自然を操ろうなどとはおこがましいことだ。
もし、そこに神が存在し、神が人間の犯した罪をとがめる為に引き起こしているというのなら、今の人間たちの犯した罪の大きさは計り知れない。
だが、神が自然災害という手段を使って裁くのは、あまりに理不尽に思えて仕方がない。
被災した方々があまりに哀れだ。
幸い、この深谷では命を落とすほどの大災害は発生してはいない。
ただ、農産物が被った損害額は相当なものになっているだろう。
ここまで苦労を重ねて育ててきた作物が、一晩で無残な姿に変わってしまったのを見るのは実に忍びない。
農家の方々の肩を落とす姿が農村地帯で多く見受けられた。
あの大雪で潰されたハウスの前で呆然としていた方たちの姿とダブって見えて仕方なかった。

この深谷にも生活そのものに直結した被害をもたらした今回の台風21号。
被害を被った方々には心よりお見舞いを申し上げたい。
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