2017-04-14 Fri
ラストチャンスはほろ酔い気分で。。。荒れていますな、この頃のお天気は。
もう~ダメでしょうと思っていた桜もまだ持ちこたえています。
いいや、桜の花びらがちらちらと散る今だこそ、見られる景色があるって言えばそうでしょう。
もしもですよ、もしもね。
お花見と題して外でお酒を飲むとするでしょ。
そんな時に、どこからか桜の花びらが盃の中のひらりと舞い落ちてきたのなら・・・。
そこで、、、詩人、歌人に出もなったつもりでさ。。。
平安の時代の雅な世界に思いを馳せて・・・って言うのはいかがかな。
さくら散る・・・そんな和歌が多いのよ、万葉集も古今和歌集も。

(画像はお借りしました)
”春雨は いたくな降りそ 桜花 いまだ見なくに 散らまく惜しも” (万葉集)
”花ちらす風のやどりはたれかしる我にをしへよ行きてうらみむ” (古今集)
ほ~ら、何となくそんな気分になったでしょう。
桜の花の下でほろ酔い気分。

散る花びらをみて、万葉詩人にでもなったように気取って和歌を詠むのよ。
まあ、和歌を詠まずとも色々風流なことを考え、思いふけるのもいいよね。
そこで、ハイ、ここね。
推奨だよ。
熊谷桜堤。

熊谷を流れる荒川の土手よ。
だって、さくら祭り終わっちゃったじゃん。
チッチッチッ、違う違う。
人の集まるお祭りなんて、終わっちゃていいのよ。

どんちゃん騒ぎでやかましい時に行っても粋な言葉のひとつも浮かばないでしょう。

静かな時こそ風流だなって感じる訳。
土手にはさくら色と菜の花の黄色。

川から吹いてくるちょっと冷たい風。
からだと心を少しだけ温めてくれるお酒。
おお、いいじゃない(笑)
きっと今週末がラストチャンスだよ。
車で行っちゃダメだよ、電車、バスで行くんだよ、どんちゃん騒ぎじゃダメだよ、静かに散るさ悪らを愛でながら飲むんだよ。
はっはは、大きなお世話か。。。
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