2017-04-10 Mon
日々お勉強ですな。土曜日のお話で恐縮です。
ちょっと出かけた先の道すがら、あのクマガイソウで以前伺った熊谷市三尻の幸安寺さんで見事な枝垂れ桜を発見。

帰りにでも寄らせていただき、写真でもと思っておりました。
生憎の愚図ついた空模様で、残念ながら朝に観た桜の美しさは少し色ざめしてしまいましたが、それでもやはり見事。

で、綺麗に掃き清められていた境内などできれいなシャクナゲやミツバツツジの花などに見惚れていたら、本堂入り口に貼紙があったんですよ。

「甘茶をどうぞ」
(へぇ~、今日はサービスデイなのかな)な~んて罰当たりの事なんか考えていたりして。。。

その後、この日が花祭りの日だと気づいたのは翌日の事。
ああああ、そうかぁ~、花祭りだったから甘茶だったのかぁ~!
その時やっと気づきました、、、無知ですわ、ワタクシ、、、。

花祭りの事は何となく知っていたのですが、4月8日だとはつゆ知らず。
「灌仏会(かんぶつえ)」
一般的には花祭りって言われてるよね。
はい、お釈迦様の誕生日でございます。

きっと、無知なワタクシを枝垂れ桜を使ってお釈迦様がお導き下さったのでしょうね、、、ありがたや。
お釈迦様(仏教の祖)はインドで生まれたということぐらいは学校でも勉強したのを覚えてるよ
そのお釈迦様は生まれてすぐに7歩歩いたそうな。
そして、「天上天下唯我独尊(てんじょうてんげ ゆがどくそん)」と仰った。
その意味を簡単に説明すると、私たちのみ命はかけがえなく尊く、人間だけが果たせる使命があるんだよってことなんだって(わかるような、わからないような・・・笑)
でも、さっすが、お釈迦様!

そのお釈迦様が生まれたときに9匹の龍が現れ、甘い雨を産湯代わりに降らせたんだって。
その甘い雨を民衆もいただいた。
それが花祭りで甘茶をお釈迦様像にかけたり飲んだりする風習になったのね。
クリスマスにケーキを食べるのと一緒、、、いや、ちがうか。
それはいいとして、それじゃぁ、甘茶ってどんなものなの?
はい、これがアマチャね。

(画像はお借りしました)
な~んだ、紫陽花じゃん。
そう、ガクアジサイの一種なんだって。
この葉っぱを乾燥して煎じたのが甘茶だよ、飲んだことないけどね。
それからね、花祭りにはどんなお花をあげるの?
花祭りっていうくらいだから、お花を飾らなくっちゃね。
仏さんのことだから菊とかでいいんじゃない。。。?
ぶっぶ~う、、、バツ、お誕生日だからね、菊はいけないんだよ、、、綺麗な色とりどりのお花を供えるんだって、だって誕生日だもん。
「私の家には仏壇があります。ハイ、仏教徒ですから。宗派は・・・」とおっしゃる人でも知らない人が多いと思うよ。

えっ、知ってた・・・、、、こりゃまた失礼しました~。
花祭り。。。よく覚えておこうっと。
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