2017-03-08 Wed
いろいろあるんだなぁ。この「パンジーハウス」は一般いう直売所なのね。
だから、びっくりひな祭りが開催されてなくも充分に楽しめるよ。

そもそも、ここの道路はパンジーロードって言われているくらい、沢山の温室があるんだ。
だって、その昔ガーデニングブームと言われた当時はパンジー流行ったもんね。
そのニーズに合わせ整備されたのか、それともこの地がパンジーの発信基地だったのかは分からないけど、ともかく深谷以上に花卉の栽培が盛ん。
お花好きには楽園だね、この鴻巣という町は。

でも、そんなパンジーブームも去り、ガーデニングも多様化し様々な種類の草花が使われるようになれば当然この鴻巣の栽培品目も変わるでしょう。
そもそもが趣味のための商品だけに、景気にすごく左右されちゃうんだって。

そりゃそうだよね、お金もないのに 花を買う人はそうはいない、、、淋しいお話だけどね。
現実を見れば、第一に食品となるでしょう、食べなきゃ生きていけないからね。

でもさ、そんな時でも花を愛でるぐらいの心の余裕は持っていたいよねぇ。

さあ、そこで質問です。
1000円持ってこのパンジーハウスに行ったとしましょう。
その時あなたは何を買いますか、何に使いますか?
① お腹が空いたからひとりで鴻巣特産の地粉を使ったラーメンとかうどんを食べちゃう。
② 家族と一緒にお家で美味しく食べる為に食材やスィーツを買っていく。
③ 仕事や学校から帰ってきた家族に「ほ~ら、綺麗でしょ⁈」ってお花を買っていく。
④ 何も買わないでへそくり。
さあ、どれ?
えっ、ワタクシ?ワタクシですか・・・。

ワタクシだったら、うどんを食べて、スィーツのお土産買って、そして綺麗なパンジーの苗を買うの。

そしてお釣りはへそくりね。

うわっ、庶民的~(笑)
きっと、この貧乏性は例え宝くじで何億円も当選したって変わらないよな。

そうそう、ここでウンチクをひとつね。
パンジーとビオラの違いって知ってるかな。

これが大変。
元々は同じ品種なんだけど、花が5cm以上をパンジー、それ以下がビオラって言うんだって、。
(それじゃ肥料が足りなくってちょっと小さく咲いちゃったパンジーはビオラって言うんかい!)
おいおい、そんな細かいことを言わないの。

大きいのをパンジー、小さいのをビオラ、それでいいじゃない。
と、言いたいところだけど、この頃じゃその中間品種があって、パオラと呼ばれているのも登場しているんだって。
そんなの、いいじゃない、みんなパンジーでさ。
ところが、ここでまたまたそうはいかな理由があるのよ。
パンジーってフランス語の「思想(パンセ)」にちなんで付けられた名前らしいんだけど、ここが大変!
このパンジーって遠い昔、エリザベスの時代から女みたいな男、女々しい男、男らしくない、勇気がない、とあまりよい意味で使われてないのよ。
元々サンシキスミレと野生種のスミレ(ビオラ・ルテア)との交配で生まれた今どきのパンジーなので、この際、パンジーの名は捨ててビオラで行っちゃおうか。
いやいやダメだよ。
今やそういう方々もしっかり市民権を得てるし、そん事で差別しちゃいかん。
となったらここはパオラで決まりだね、と、自分だけで決めてもしょうがない。
パンジーはパンジー、ビオラはビオラ、そしてパオラはパオラで従来通り行きましょうね。
でも、くれぐれも言っておきますが、お花屋さんに定規なんて持って行ってお花の大きさなんか測らないんだよ。
臨機応変ね。
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