2016-11-14 Mon
お祭りって何だろう??? 昨日、渋沢記念館前の駐車場で「第7回菁淵まつり」が開催された。
深谷市の中の祭りでも意外と知られていないマイナーなイメージのこの祭り。
要は豊里地区自治体とタイアップして渋沢栄一没後80年を記念し平成23年(2011)より始められた”お祭り”という事だと思う。
だからこんなチラシも深谷市中に配布されるのではなく、おそらく豊里地区だけの配布なのだろう。

そう、深谷市には各自治体単位の小さなイベント、各地域住民参加型のイベントが開催されている。
それが渋沢栄一がここ豊里地区が故郷ということで冠に(青淵)と名づけ、次第にその地域だけではなく多くの人々の知るところになり盛大になっていった、それがこの「青淵まつり」なのだと思う。
その証拠に、このまつり、数年前は参加者もまばらなホントに小さなまつりだったという経緯を知っている。
さて、この会場に到着してまず驚いた。
(神輿!)

いつからこんなお祭りになったのだろう。
少しの違和感を感じつつ様子をうかがっていた。
そう言えば妻沼聖天院でもそんなことを感じていたのを思い出した。
聖天院の祭典での神輿。
どうも私にはこのあたりの理解に隔たりがあるように思う。
しかし、一方で参加者の主観によるものを祭りと認識するならば、このイベントを多くの人が祭りという定義の中では立派に成立し、神輿もまたありきと認識しているに違いない。
要は参加者がどれ程楽しめたか、それが理屈ではなく、祭りとしての意義となるのではないかとも思う。
非日常性と集団が関与したもの。
だからこそ、人はその中で熱狂し歓喜の渦が作り上げられる。
それこそが祭りなのだ。

それと同じように行政や団体に作り上げられた”イベント”とは一線を画す。
その線引きをするのは各自の主観によるもの。
”どれだけ楽しいのか、楽しめたのか”、それこそを祭りの定義としてよいのではないだろうか。
さて、それではこの青淵まつりは自分にとってただのイベントに過ぎなかったのか、それとも祭りと呼ぶことができたのか・・・それは・・・。
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