2016-05-31 Tue
伊豆に行こう! (伊東到着編)まず一回目の食事を済ませ、さあ、本来の目的地伊東へ。
いくつかの集落、街並みを過ぎてやっと着きました伊東の地。

ありゃま、随分静かな・・・。
いくら平日といっても・・・。
♪~いとうにいくなら〇トヤ~♪ でんわはよいふろ~♪
って、昔から大々的に宣伝していたホテルももちろんあるけど、でも、そうじゃなくって本当はもっと静かな落ちついた街。

熱海があのような感じだったか余計にそう見えるのかな。
でもね、派手だから、賑やかだからいい街ってこともないよね。

海岸の公園、歩道をぼちぼち歩いてたらとっても落ちつく。

こんなのどかな桟橋風景。

何が釣れるんでしょう。

ぼ~っとしながらこんな風景を見ていたらやっと気づいたよ。
温泉って二面性を持っていて、たまの休日を温泉でドバっと普段の鬱憤を吐きだすストレス解消の場と、もう一方は静かに湯船につかって過ごす時間と綺麗な風景の中でリフレッシュする癒しの場。

かたや熱海、そして方や伊東。
他にも伊豆にはたくさんの温泉町があるけど、そんな印象が強いよ。

どちらも海近くの温泉という点では共通する部分も多いけど、例えばお役所、温泉協会、観光協会なんてものが主導するのなら目指すものがまったく違うんじゃないかな、なんて思ったりして。

海はどこまでも続いているのに人間の作りだすものによって海自体の印象まで変わっちゃうって言うのもなんだけど、この海の先にはもっともっと色々な風景がある。

もし自分が回遊魚だったらそんな景色も見に行けるのに・・・って、あんた随分感傷的になってきちゃってるぞ(笑)
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2016-05-30 Mon
伊豆に行こう! (お食事編 その1)ご覧の通り、平日は閑散としている温泉街。
そこから少し離れてとりあえずお食事でもということになり。
場所は、、、よく分かりません。
熱海から伊東方面へ少し行ったところ。
「藤哲」さん。

レストランの合向かいに干物屋さんのお店なんかもあったりして手広くご商売をなさってるお店みたい。

店舗も敷地もとっても大きくって、、、と言ってもそこは平日。
お店の中は少しお昼時をはずれたせいもあるのか、とっても静か。
確かいっぱいあるお座敷やテーブル席に3組だけ。

だから周りを気にせずゆっくりとお食事ができるのであります。
まあ、その辺はやっぱり平日の利点でもあるわけだけど、、、ね。
でも、正直言えば残念なことに開いているお店がとっても少なかった・・・のであります。
今回は良いお店に当たったのだけど、どうなんでしょうね、平日と休日とを比べたらやっぱりメニューの選択肢は休日に軍配が上がるんじゃないかと思うのでありますよ。
おっと、そんなことはどうでもいいよね。
今回ご馳走になったのがこれ。
アジのたたき定食。

たっくさんあるメニューの中から選んだ理由。
それは、、、アジが食べたかったから、、、はい、単純な理由でございます。
それはそうと、もうひとつ気になったのがこれ。

某テレビ番組で紹介されたという「いかメンチ」なるもの。

どうして気になったか、、、それはただ単にイカが好きだったから。。。
で、お味はと言うと、う~ん、メンチと言うかかまぼこを揚げたっていう感じかな。
美味しかったですよ、とっても。
そして肝心なアジはどうなんだってことなんだけど、ご覧の通りすごく量があって、、、と言っても写真じゃ分からないかな。

すごっくあぶらものっていて、、、美味しいのよ。
しかもですね、その他にイカの塩辛やみりん味の干物(?)とかひじきとか。
それはそれはボリュームたっぷりの定食でございました。
いやいや、こんなにたくさんのアジのたたきをひとりで食べたのは初めて(?)かも。
他にも心惹かれるメニューがこんなにもたくさん。

やっぱり海はいいですなぁ。
つくづくそう思いますわ。。。

と、さっきまで海はダメだの、怖いだの、海のない街に生まれてよかっただのと思っていた現金なワタクシめでございました。


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2016-05-29 Sun
伊豆に行こう! (熱海散策編)やっとのおもいで無事陸地に着いたワタクシ。

少々の気持ち悪さと後悔の念を抱きながら、少し温泉街を散歩でもして気分を晴らそうと。。。
熱海の街。

ハイ、もちろん初めてでございます。
いくら熱海と言っても所詮は温泉街。
昔懐かしい遊技場やお土産屋さん、そして正統派からいかがわしい飲食関係のお店がちょびっと並んでいるだけでしょう。

な~んて思ったら、いやいや、これはこれは。。。。
群馬県辺りににある全国レベルの温泉地とはレベルが違いますわ。
完全に高級リゾート地だね、こりゃ。

そう言えば高層リゾートマンション(?)がボンボン立ち並ぶ景観。
超豪華クルーザーの浮かぶマリーナ。
高級外車が止まっている駐車場。
どれをとっても桁違い。

なるほど、関東圏のお金持ちさんたちが気軽に遊びに来られる立地だし、温泉はあるし、海はあるし。。。
そうなれば街並みもそれ相応の・・・ということになるわな。

一般にいう普通の温泉街ということじゃなくって、一時期の有名スキー場+有名温泉街+有名避暑地=熱海っていったところな。
全ての行楽地のいいとこどり。

そりゃ新婚さんの旅行に人気も復活する訳じゃね。
でも、この日は相変わらずの平日の水曜日。

悲しいかな”平日の洗礼”をまともに受けております。
殆どのお店がお休みね。
人影もまばらな淋しい熱海の街。
だったとさ。
チャンチャン~♪
つづく


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2016-05-28 Sat
伊豆に行こう! 〈海で遊ぼう編)熱海と言ったら温泉と海でしょう。
その海、すっごいお金持ちさんのお舟がいっぱい浮かんでるの。

マリーナっていう奴かな。
いったいどんな人が所有してるんだい、このでっかいヨット。
ヨットというよりも帆船だねこりゃ。
こんな船で海に乗りだしたらきっと気持ちいいんだろうな。
おっとこんなところに遊覧船乗り場が・・・。

え~、こんなすごい船に乗れるのか?!

もう絶対に乗る!
と、チケットを買って出航の時間を待ってると・・・あれ???
ちっちゃい船が戻ってきて・・・もしかしたら・・・・?
ちょっとぉ~こっちの豪華船じゃないの・・・かよ!!!

そんなのインチキだぜ。
ハイハイ、良く考えりゃ分かるよね、そんな訳はないもん。

いいよいいよ、わかったよ、こっちのちっこいイタリアンの船に乗るよ。

この遊覧船、底がガラス張りになっててお魚さん達が泳いでる姿が見えるようになってるの。
きっと餌付けされたお魚さん達が「餌くれ~、餌くれ~」って泳ぎ回ってる。

ちょっとできの悪い水族館って感じで。。。(笑)
お隣のカップルのお嬢さん、「めっちゃテンション上がる~」って絶唱!

はいはい、そりゃよかったね。
こっちは乗り物にめっちゃ弱かったことに今頃気づいて・・・既に気持ち悪い。
この時点で遊覧船なんかに乗っちゃったことをすごく後悔してた。
そうこうしているうちに遊覧船は沖へめがけてめちゃくちゃでっかいエンジン音を轟かせ波をかき分けかき分け頑張っておられる。

そのたびに大きく揺れ、「バシャ、バシャ、ド~ン」と不気味な音を立てて…。

「もういいよ、帰ろうよ」
そんな願いもむなしく・・・更にド~ン、ド~ンって音を立てながら沖へと向かうんだもん、もう嫌だよ。

ううう、気持ち悪い。
やっとUターンして船着き場に戻ってくれて・・・。

相変わらずストーカーの用についてくるカモメさえ憎らしくなってくる。

はあ、やっと着いた。
あの客寄せパンダ船が迎えてくれてる。
あんた随分、罪なことやってくれるね~。

は~あ、よかった、、、無事に着いたよ。
絶対に沈むと思ってたよ(船長、ごめんよ)
やっぱりワタクシは”海の男”にはなれそうにございませんな。

「海なし県に生まれてよかった~」と、つくづく思わされた30分の船旅でございました。
チャンチャン~♪
つづく


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2016-05-27 Fri
伊豆に行こうよ! (熱海に到着編)たまにはさ、お泊りで出かけてみっか。
そうだね、それならやっぱり海がいいや。
海なし県埼玉の一番海に遠い(?)深谷在住のワタクシとしてはどうしても海が恋しくなるのですよ。
と、言うことで高速道路も圏央道が東名高速までつながったことを受け、すっ飛ばしてきましたよ、ひたすら高速道路を。
しかし、便利になりましたなぁ。
あの遠い、遠い、伊豆半島まで3時間半で着いちゃうんだから。

とは言っても、バス旅行では何度か訪れている伊豆も自分の車で行くのは初めて。
もう、これでもかっていうくらいに現れる有料道路の料金所(一般道もあるんだけどナビがそっちに行けって!)に辟易しながらもやっと着きました、熱海の地。

時々雨粒が落ちてくる生憎の天気だけど、商店街は水曜日でほとんどのお店がお休みだけど、熱海は熱海じゃ!って気を取り直して。。。

ほら、熱海の名所、「貫一、お宮の像」も。。。
「来年の今月今夜、僕の涙でこの月を必ず曇らせてやる!」

「あれ~」

見事な蹴りが決まりました。

今ならDV(ドメスティック バイオレンス)で訴えられちゃうよ。
いや、不貞行為で裁判沙汰か。。。(笑)
なんて言うお話、知ってるかな?
尾崎紅葉さんの「金色夜叉」だよ。
詳しくはこちらから。
で、この浜に江戸時代からあった松があったんだって。

そのうちの一本があまりに美しい形をした松だったんで、その名をいつの間にかその松を「お宮の松」って言われるようになったんだって。

ほら、深谷の「見返りの松」と同じようなものだよ。
でも、この松も寄る年波には勝てずそのお役目を終え、そして今ある松は2代目になるそうな。
初代松はこんなに太かったんだと。

美しい松というよりたくましかった(笑)
そんなものを見ていると次から次へとオバサマ、オジサマの御一行様が入れ代わり立ち代わり。。。ご見学。

先ずはオジサマ、オバサマ方に大人気の金色夜叉像でございました。
つづく


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2016-05-26 Thu
甘い香りに誘われて~♪さあ、”バラシリーズ”も今回で終わるよ(笑)
最後を飾るのはやっぱり深谷のバラ。
深谷のバラと言えばそりゃ「花園フォレスト」のバラ園でしょう。

でも、さすがにここまでくるとバラも飽きる…よね。
とか、言ってるけど、やっぱり花の姿を見ちゃうとテンション上がっちゃうんだよね。

お天気は良いし、気候も良いし、、、いや、、、暑いよ、、、この日の最高気温32度だって。
だから木々の隙間から見える空は夏そのもの。

こんな日はバラ園を見ながらお外のテーブルでお茶なんかをしたりしてリラックスタイム。

のんびりコーヒーなんかを飲んでたらカップにトンボがお邪魔虫。
いやいや、本当にトンボが止まったのよ、カップの上に。
すごい癒しだよ。
バラもそりゃ綺麗で楽しいけど、それよりもこんなハプニングが楽しくって。。。
思わず笑顔になっちゃったりするよね。
もう花園フォレストは何度も紹介してるからお買い物話は無しね。
ただのコーヒータイムのささやかなお話。

どうかな、こんなにも楽しい時間がこんなに近くにもあるってことをトンボ君が教えてくれたよ。
ただ、このトンボ君、恥ずかしがり屋さんでカメラを撮ろうとしたそのすきに飛んでいっちゃった。
カメラなんか放っておいてもっとトンボ君を見つめていればよかったなぁ。


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2016-05-25 Wed
所要時間3時間の小さな旅。群馬県のバラと言えばやっぱり前橋の敷島公園が有名。
でも、それだけじゃないことに気がつかされたよね、ボタニックガーデンで。
それじゃぁ、他にもないのかなって調べたら我が深谷の街からそう遠くはないところにバラ園があったよ。
群馬県佐渡郡玉村町上福島の「北部公園」
と、言うことで早速行ってみたよ。
玉村町に行くには本庄から坂東大橋を渡っていくか、それとも上武バイパスから伊勢崎を通っていくかの二通り(他にもあるかも)
それじゃ、ということで左回りに上武バイパスから伊勢崎、玉村町、坂東大橋を通って本庄から深谷というルート。
まあ、見学を含めて2時間あれば・・・と気軽に考えての出発。
いやいや、結構遠いですよ(笑)
現代文明の力、「ナビゲーション」がなかったらたどり着かなかったかも。

さあ、この北部公園、いや~、見事綺麗に清掃されてる。

除草されている、じゃなくって、清掃されてるなんだよ。
本当に綺麗な公園だよ。

その一角にチョコンってあるバラ園。

どうしてここにバラ園があるかと言うとこの玉村町の町の花がバラなんだって。

そりゃ、バラ園がなけりゃ駄目でしょう。

50種480本と規模も面積も小さめだけど、そこにはそこの良さがあるんだよ。

まだ若い木が多いからバラに勢いを感じるよね。

綺麗な公園にあって、なおかつすごくきれいに整えられてるからすごく好感の持てるバラ園に仕上がってるよ。

他にもちょっと小高い丘や池なんかもあって水生植物なんかもあったりするからひと時の休憩場所としてはもってこいかな。

もし、近くに行った際は一度寄ってみたらいいと思うよ。
その時にバラが咲いてるかどうかは保証いたしませんが。。。
と、言うことで坂東大橋を渡って帰ってまいりました。

所要時間3時間ほどでございました、ちゃんちゃん~♪


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2016-05-24 Tue
すごいぞ、ボタニックガーデン その6例えばこのボタニックガーデンを舞台に例えるのなら…。
主演男優が新緑の木々。

そして会い方の女優がバラ。

だけどそれだけじゃ舞台は完成しない。
周りを固める助演の俳優たち。

そして背景となるセット。

裏方の証明や音声も含めすべてがマッチしそして演劇が完成する。

先ごろ有名演出家が逝ったと盛んに新聞紙面やマスコミの報道があった。

かなり厳しい指導で今や日本を代表する俳優に成長した者も多いと聞く。
そしてそんな舞台に魅了された多くのファンが涙したと。

素晴らしい演劇、いやすべての物事の裏側にはそうして厳しさが必ず存在する。
それはこのボタニックガーデンガーデンに例外ではないはず。
全ての植物たちが日本の風土・気候にマッチするのか、無事に育つのか、そういう心配や不安の中でこの庭をデザイン、プロデュースした”演出家”のアンディ&ウイリアムス。
田んぼからこの庭に大変身させたガーデニング職人たち。
もちろんこの舞台が成功するのか否か、それでもこの計画に資金を投入したスポンサー。
このボタニックガーデンに係わったすべての人が厳しさの洗礼を受けたに違いない。
だからこそこの素晴らしさに感動する観客が存在する。

出入り口近くにレトロな電話ボックスがある。

中を覗くと・・・。
この通り。

実に多くの”観客”からのメッセージ。

きっとこのメッセージはスッタフ達のここまでの苦労を帳消しにしてくれるくらいの妙薬になっているに違いない。

言葉や活字に表さなくともここを訪れた全ての人々、観客は大きな拍手でこのガーデンの門を出る。
そう、心にいっぱいの花束を抱いて。。。
終わり


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2016-05-23 Mon
すごいぞ、ボタニックガーデン その5憩いの場としての役割をも果たすボタニックガーデン。
このガーデンにはピクニックスペースという休憩所がある。

この休憩所、ただの休憩所にしておいてはあまりに豪華でもったいない。
テーブル、いす、ベンチ、装飾品の数々。

どれをとってもオープンカフェとして軽食や飲食を提供しても全く違和感ないと思うのだが。

豪華で優雅なひと時をここで過ごす。
いや、決して贅沢なものはいらない。
せめて、せめて自動販売機ではないコーヒー、紅茶ぐらいは・・・と思うのは私だけだろうか。

持ち込みが許されているらしいから自宅から用意してくるのも一興かもしれないが、やはりここはお洒落でセンスのいいカップでお茶などとどうしても思ってしまう。
年間、平日を平均してみれば採算の取れない営業は避けられるに違いないが、せめて休日、見学者の多い時だけでも、コーヒーの販売だけでも、そうしてゆっくりとこのガーデンを満喫したい。

一度園外に出てキッチンカーより持ち込んでも良いのだろう。

でも、ここはそのままの雰囲気でコーヒーを頂きたかった。

これだけが、本当にこれだけが心残りで残念で仕方なかった。


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2016-05-22 Sun
すごいぞ、ボタニックガーデン その4季節の移ろいに併せるように花は咲く。
梅、桜、そしてバラへと。
そう、今はその春バラが花盛り。
ここ、ボタニックガーデンもその流れに乗り遅れることはない。
むしろ英国を代表する花と言えば国花でもあるバラが本当はこの庭のメインだったりするのかもしれない。

約半分を緑で埋め尽くされたこの庭園だが、場所が変わると一転、見事なパステルカラーに染まる。

淡い赤やピンク、黄色から紫に至るまでありとあらゆる色彩が心地よい香りとともにこのなかにある。
私同様心奪われた者たち。

歩みを止めることができない。

それは仕切られたその向こうの景色がどうなっているのか、どんな世界が広がっているのか次から次へとその扉を開きたくなるのだ。

そんな人間の心理を見事に突いたレイアウトは驚きと感動と尊敬意外何物でもない。
ナチュラルの美とそれを操るデザイナーとの融合、そしてそれを維持管理する園芸士の疎通された意志のうちのひとつでもかけていたらきっとここまでの造形は成し遂げられなかったに違いない。

そんなことを思いつつも、残念なことがひとつだけ思い当たった。

これほどの庭園での時間をもっと意義あるものにしたい。
もっとこの雰囲気に溶け込みたい。
が、惜しいかなこの庭園には・・・ない。
つづく


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