2016-01-10 Sun
区切りはちゃんとつけなくっちゃね。ワタクシ、お恥ずかしながら大きな勘違いをしておりました。
本日1月10日、まだ松の内だと思っていたんです。
確かに関西では15日までだというところもあるようですが、一般的に関東では1月7日、そう七草粥を食べる日に終わるのだそうです。
そして1月11日、鏡開きの日が松の内が終わる日と思ってたんです。
おバカだね~。

まあ、関西と関東の習慣のちょうど真ん中だからそれでもいいか・・・な~んてね。(って、そんなことはないよね)
でもね、本当は昔は小正月の15日までだったんだって(関西が正解だな)。
それが徳川家康が亡くなった4月20日で1月20日(同じ20日だからかな)を避けたんだって。
なに???、だって15日までが松の内じゃん、20日は関係ないじゃん。
っと、疑問に思うでしょ。
それが、15日までが松の内。
そうすると鏡開きが20日になっちゃうんで江戸幕府が無理やり7日までを松の内にしちゃったらしいよ。
その点、関西は徳川家康が、、、って言っても、ねえ、知ったことではない、おらが大将太閤秀吉が治めてた大阪、そんなこと知ったことじゃないって言うことを聞かなかった?(笑)
だから今も15日までを松の内って言ってるんじゃないかとはワタクシメの勝手な想像でございます。
さて、明日はそんな鏡開きの日。
お供えのお餅を木槌なんかで割るんだけど、、、、おっと、「割る」って言う言葉は禁句ね(使っちゃってるけど)。
もちろん切るって言う言葉もね。
昔、お侍さんが鎧にお供えした餅を「割る」とか「切る」とか言うと切腹を連想させるって。
だから「開く」って言う言葉を使うんだよ。
実際にも切ってはいけないんだけど、今どきのお供えはパックに詰められたお餅だから割るわけにはいかないだよね。
もちろん切るわけにもいかないんで、熱を加えてから柔らかくしてからちぎってお雑煮やお汁粉にしてよ。
さて、鏡開きってお祝いの樽酒を開ける時にも同じ言葉を使うじゃない。
酒屋さんは樽の蓋のことを「鏡」って言ったんだって。

だから鏡開き。
鏡を割るとは絶対に言わないんだよ。
「開く」、、、日本語って難しいけど、便利だし、実に美しいよね。
う~ん、日本人でよかった~!
そんな言葉、もっといっぱい知りたいし普通に使えるようになれたらカッコいいおじさんになれるのになぁ。
よし、もっと勉強しよっと!
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