2015-08-18 Tue
「蚕の里」 番外編 ~歴史を観る~こうして蚕の里、世界遺産の島村、そして深谷市血洗島をあとにしたんだけど、ここでちょっとひらめいた。
この章をまとめるのに最適な場所のこと。
だけど富岡じゃないよ、あそこは遠いからそう簡単にいけないからね。
もっと身近な場所が実はあるんだなぁ~。
イオン熊谷店のお隣。

いや、正確にいえばその施設の敷地内にあるのがイオンなんだけど、それが「片倉シルク記念館」ね。
桑の木があるからすぐにわかると思うよ。

そう、ちょっと新しくってちょっとちっちゃい富岡製糸場みたいなもの(ちょっと違うか・・・)
残念ながら館内は撮影禁止となっているんで写真での紹介はできないけど、とっても綺麗な博物館だからね。
でも、、、、正直、ちょっと不気味・・・・(ごめんなさい)
小さいお子さんを連れてじゃヤバいかな。
ふたつの建物に分かれていてひとつは蚕から繭になるまでを展示品で説明されていて、もうひとつの建物で繭から生糸になるまでを紹介されている。

ありがたいことに無料で見学させていただけるんだけど、人が少ない時、ひとりになっちゃったりすると・・・ゆっくり見てられない(だって、、、怖いんだもん)
元々この場所は平成6年まで片倉工業(製糸工場)の製糸場として稼働していたそうなんだけどその後停止、その一部の蔵造の倉庫が記念館に改築されたそうで、もちろん展示されている機械等は当時使われていた本物(古いものだそうです)。

あの富岡製糸場もこの片倉工業さんが富岡市に寄贈するまで管理運営してたんだって。
そうしていくこと、即ち「売らない」、「貸さない」、「壊さない」って言うのがこの片倉工業さんのポリシーなんだって。
まさに”文化と歴史を紡ぐ”とでも言うことでしょうかね、何とも頼もしいお言葉ですわ、感動するな~ぁ。

どっかの会社とは大違い(苦笑&汗)
そんな民間の力がこの世界遺産の礎になっているんだね。
そんなシルク記念館を”不気味”だとか”怖い”だとか言ってたらバチが当たるぞ~!
興味はあるけど時間がないっていう方がいたらお買い物ついでに熊谷イオンにおいでよ(お店の宣伝じゃないけどね~)。
きっと和服から洋服、更にはシルク製品全般の見方が変わるぞ~。
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