2015-08-16 Sun
「蚕の里」 島村という場所。(実はウインドウズ10に手を焼いている・・・・まあ、そんなことはどうでもいいよね。)
じゃあ、島村ってどんな場所?

それがすごいの。
帰宅してからやっと気付いたんだけど、弥平宅周辺の見学コースみたいなのをうろうろしてたのね。
そうしたらちっちゃい碑みたいなのがあって「島村教会発祥の地」って確かそう彫ってあったと思うんだけど、それを見ちゃったの。
その時はそんな教会のことになんか興味はなくって、「へ~、この辺に教会もあったのか」ぐらいな感じで。
実はこの島村教会は蚕と密接な関係にあったのさ。
そう、田島さんたちはここで蚕の会社を作ったって前に説明したよね。
その会社は世界を相手に輸出・・・ということでイタリア・ミラノをはじめ色々な場所に出向いたのよ。
そこで洗礼を受け教徒となってこの村で布教、そして独自に島村教会として村民に広がっていったって。
そう言えばこの弥平さん宅に来る途中に何とかって言う保育園があって何か大そうな看板が立てられてたっけ。
そこが教会となっていたんだね。
その昔の長崎みたいだよね。
(細川ガラシャや天草四郎を思い出しちゃったけど・・・そんな悲劇は起きてないよね)
「蚕の里」島村はキリスト教の里でもあったんだ。
そんなことが帰宅してから判明した関係でそのことに関して写真が一切ないのがもったいなかったな。
その他にも今はほとんど見ることがなくなった桑の木が見本栽培されていたり、利根川に渡し舟(無料だそうです)があったり色々人の目を引くような取組がなされているんだけど・・・。


でも、やっぱりここは静かな農村であってほしいと願うのはワタクシのただの勝手な願いなのでしょうかね。
あっ、それともうひとつ。
キリスト教が関係するのかそうじゃないのか、その辺はよく分からないんだけど、ともかくこの辺りの大きな養蚕農家(現在もそうなのかは知りませんが)のお宅。
大きな蔵がるのは分かるんだけど、ともかくとっても大きくって立派なんだよ、氏神様の祠が。

いつの時代からそういうものが作られたのかは一切知るところじゃないけど、かなりの財力があってしかもご自分のご先祖様に対する尊敬の念、敬う気持ち大きくってこのようなものに現れたと思うんだ。
農村にはよくありがちだけど、だけどここまで立派なものってそうはないと思うよ。


櫓のある家屋だけがすごいんじゃなくってそんな環境、そして思想や歴史、そんなすべてを見るとやっぱりここは世界遺産に登録されて然るべき場所って言うことなのかな。
いや~、良い勉強になりましたよ。
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