2015-08-15 Sat
今日の「蚕の里」はお休みして。特別編 ”終戦記念日に思う”
先ほど、お寺での施餓鬼法要から帰ってきた。
ご住職の今日の説法では三界(現在・過去・未来)の霊を慰めるためにもこの施餓鬼法要は大切であると仰っていた。
(現在)は当然今生きているワタクシども。
そして(過去)はすべてのご先祖様。
更に(未来)はワタクシ達の子孫が今まで行われてきたような不幸な戦争で命を落とさぬよう、そしてすべての人々が幸せに暮らせますようにと祈るのだと。
残念ながらワタクシはその筋のことに精通してはおらず、おぼろげにしかご住職の言った言葉を理解することはできなかったが、すべての人が幸せに暮らせる時が来るのならいくらでも祈りをささげたい。
死後の世界がどうなっているのかそれこそ定かではないが、戦没者はもとより原爆で亡くなられた人々、日航ジャンボ機墜落、そして災害等で本当に多くの人々、そして老いも若きもがそちらの世界に召されてしまったこの季節である。
あまりに悲しすぎる過去の出来事の犠牲者である人々の今がせめて安らかな眠りの中にあると信じていたい。
そして今を生きるワタクシ達。
ややもすれば浮かれがちなこの季節ではあるが、せめてこの数日間、この旧盆の頃だけでもご先祖様の、そして不幸にもそうして命を落とされた人々の、更にはこれからこの星を支える未来の人々のために手を合わせ、二度とそのようなことが起こらぬようにと祈るのは今を生きるワタクシ達の重要な役目。
奇しくも今日は終戦記念日でもある。
70年前のこの日から平和についてそれぞれ多くの方が知恵を出し合って作り上げたこの国の平和。
誰もが望む平和な国はこれからも決して過去の過ちを繰り返すことなく”戦後”という言葉を永遠に引き継いでいかなければならない。
それが今生きている者のもうひとつのおおきな役目でもある。
スポンサーサイト


にほんブログ村