2015-08-12 Wed
「蚕の里」 プロローグいせや呉服、といえば当然和服。
和服といえば絹織物。
絹といえば世界遺産の富岡製糸。
と言いたいところだけど、先ずは同じく世界遺産で”ご近所”の伊勢崎市島村の「田島弥平宅」だよね。
それじゃ早速行ってみようか~!
って言うことで。。。

でもさ、実はね、ワタクシ、蚕って好きじゃないんだよ。
別に虫が嫌いでもないし、芋虫だってへっちゃらだけど、蚕は、、、ねぇ~(汗)
だってさ、昔の農家ってみんなどこの家でも蚕を育てていたと思うんだ。
そりゃ短期間である程度の安定した収入が得られるんだもん。
多少無理をしたってやるわな。
特に大きなお家、例えば田島弥平さんのお宅のようにお二階にそれ専門のお部屋なんかがあればもうそれだけでかなりの収入が見込まれるし、他の作物よりは圧倒的に安定していてそれだけでも充分生計をたてられた思うよ。
でもね、良いことばっかりじゃなくってたいていのお家は人が生活するスペースで蚕を育てるんだよ。
だから蚕がいるうちは人間は隅っこで暮らすわけ。
当然、貧乏百姓のせがれのワタクシは寝る場所もないようなそんな生活を強いられたわけ。
そんな生活を子供の頃のワタクシ達が理解できるわけないっしょ。
要するにトラウマ、良いイメージがないんだよ。
だから例え世界遺産だろうが何だろうが、いまいちこの事案には気乗りしないんだよね。

でも、それじゃこれで終りってことになっちゃうし、深谷に深く関わることだからここは乗り掛かった舟、最後まで気の済むまで調べてみようか。
但し、あまり深入りはしませんよ、あまり好きな分野じゃないんだからね。
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