2015-05-06 Wed
季節の移ろいは意外と早く。。。。時期外れになってしまった。
別府沼公園で見た満開の山吹。

(これは越生山吹の里歴史公園の山吹、まだ咲いてます)
それからどうしても気になっていた入間郡越生町の山吹の里歴史公園。
やっと行ってきました、越生町。

場所は分かっていたんだけど意外と小さい公園で見逃しちゃってあわててUターン。

先ずはド~ンと水車のあるかやぶき屋根の小さな小屋(?)が迎えてくれる。

で、奥には階段。

この会談の長いこと、長いこと。
やっと上りきれば越生の街並みがど~んと。

しかしそこには四阿がひとつあるだけ。
あれ~、想像していたのとちょっと違うぞ。
史料館とか展示物とか・・・・ない。

だけど良く考えてごらん、そんなものはいらないんじゃない。
ここは山吹の里。
太田道灌と村娘(紅皿さんという名前だとか)との掛け合いが伝説となっているわけで。
それが本当にこの地だとかそうじゃないとかは(東京・豊島区、神奈川・横浜とか諸説あり)はどうでもいいよ。
山吹っていう地名がある、群生している山吹、そして道灌の父親がいた、それだけ分かっていればそれでいいじゃん。
それよりも娘さんのなぞかけのすばらしさ。
”七重八重花は咲けども山吹の実のひとつなきぞ悲しき”

「実の」と「蓑」をかけて山吹の花を差し出したというこの頭のよさ。
今だったら流行語大賞、若しくは某テレビ番組の大喜利でレギュラーの座を射止めていたかも。
もっとまじめなところでなら報道番組のコメンテーターに抜擢されることは間違いないね。
それが分からなかった道灌さんがあとから他人に聞いて感激したって・・・・おせえよ~(笑)
だけどそれだけ元の歌が有名じゃなかった?
原文は醍醐天皇の皇子、中務兼明(なかつかさかねあきら)親王ということだけど。
むしろ、それを知っていた道灌さんのお付きの人や更に娘さんが異色(?)、秀才ぶってた⁈、今でいうオタクか~!(笑)

それにしても、こうした伝説って面白いよね。
色々な逸話、もっと知りたいよね~。
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