2015-04-03 Fri
美味しかった。ごちそうさま。そして、心からありがとう。
ごめんなさい。
今日は「深谷市・桜の名所」のクライマックスを記事にする予定でしたが、あるNewsが飛び込んできて、どうしてもそれについて書かなきゃいけないと。
「山岸一雄氏死去」
そう、あの有名な大勝軒の創業者、つけ麺の発案者の山岸さんが80年の生涯を閉じたのです。
東池袋の大勝軒には一度も行ったことはないけど、誰でもあの方のことは知っているよね。
都市再開発の影響で大勝軒本店が閉店したNewsはマスコミ等で大きく取り上げてたもんね。
そんな大勝軒の味をそのお弟子さんが引き継ぎ本庄市で常勝軒(Hpはこちら)いう名で出店したと聞いた時には喜んだよね。
だって大行列のできるお店の味がこんなに近くで味わえるんだよ。
初めてごちそうになった時は、かなり太いストレートの麺を濃厚なスープにつけて食べるスタイルに驚き、感激し、舌鼓を打った日の事は今でも忘れられないよね。
そんな大勝軒(常勝軒)も次第に店舗を増やし、あちこちにその名の看板を目にするようになったけど、今日は追悼の意味もこめて熊谷のビッグベア(西友)の敷地内にある「大勝軒 赤ふじ」さんに行ってきたよ。

お店はこんな感じでど~んと山岸さんの笑顔が迎えてくれる。

危篤状態でさえも「いらっしゃいませ」と叫んだという逸話がまるでその場に自分がいたかのような錯覚さえ起こすから不思議だったね。

その微笑んだお顔で今でも遠い空の向こうで見守っているんだろうな、なんて思いながら入店。
もちろん注文したのは「特性もりそば」



相変わらず量も多く太い麺はお腹をいっぱいにしてくれる。
店頭のお写真に書いてあるように「偉大なるくいしん坊」に感謝しつつごちそうさま。
山岸さんはインタビューの中でこうも言っていた。
「スープは豚ガラ、鶏ガラ、人柄」だって。
100名を超えるというお弟子さん達。
暖簾分けしていただいた人達も多いことと思う。
「大勝軒の味がたとえ違ったとしてもその土地のお客様に喜ばれれそれで良い」とも言っていた山岸さん。
こんな方が作ったラーメンの味はこの先もずっとずっと守っていって欲しいと切に思ったね。
たまにしか食べられないけど、根っからのラーメン好きで山岸ファンのワタクシからの、そして多くのファンからの願いでもあるよね。

山岸さんに対して心より冥福を祈るとともに、
美味しさを心からありがとう。
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