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nonki

Author:nonki
生まれも育ちもわがまち”ふかや”
早いもので人生も半ばを過ぎ、今まで忙しく見過ごしてきた身の周りをもう一度見つめなおし、ゆっくりまったりどっぷりとこの街で生きて行こうと思っております。

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ルンルン~♪
伝説っていつもドラマチック。

ある情報筋から館林市つつじヶ丘公園(こちらを参照)の楽しみ方を伝授されたよ。

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今がハイシーズンの当公園は日中”つつじ渋滞”と言われるほど周辺道路の混雑は半端じゃありませんよ~!

もし、純粋に花のみを楽しみたいのなら早朝を狙うのはどうでしょう。。。と。

な~るほど、でも、入れるの?

いやいや、入れるんですよ。

人もあまりいないし、ゆっくりつつじの巨木を見学するのなら絶対早朝がお薦め。

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まだ夜が明けて間もないころ、このだだっ広い公園(城沼)を歩いているととっても気持ちがいい。

うそじゃないよ、一度やってみる価値は十分にあるから。

つつじの花が終わっても菖蒲園もあるし、たぶん一年を通して楽しめる場所だと思う。

さて、このつつじヶ丘公園。

この公園にも悲しい伝説があった。

初代館林城々主榊原康正の側室、「お辻さん」

とっても綺麗な人でお殿様の寵愛を一身に受けていたんだって。

となれば正室達の嫌がらせは相当酷く、とうとう耐えきれなくなってこの城沼に身を投げてしまったそうな。

それを悲しく思った里人がお辻と名が似ているからってつつじを植えたんだって。

そうしてここにつつじヶ丘公園ができたらしい。

ちょっと悲しいお話だね。

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元々このあたりにはヤマツツジの群生があったらしく、室町の時代には既につつじが崎って言われていた場所らしいんだ。

その後も歴代城主や名だたる有名人が事あるごとにつつじを植栽していたらしく、そうして大事にされてきたつつじも巨木となって今でも大事に育てられているんだって。

お辻伝説を別としても、ものすごく歴史の古い、由緒正しい公園なんだね。

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今じゃ熊谷を抜いてたぶん関東一、いや日本一暑くなる館林だけど緑濃いこの街を散策するのも楽しいよ。

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群馬県 | 15:58:00 | コメント(0)
カッキ―ン
久しぶりのプロ野球観戦。

秩父からの渋滞をくぐりぬけ、その足で今度は熊谷さくら運動公園野球場へ。

武蔵ヒートベアーズのナイター試合、対群馬ダイヤモンドペガサスとの一戦を観戦。

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いや、さすがに疲れているけど、でも、野球の試合っていいよ。

サッカーみたいに忙しくないし、のんびりビールを飲みながら観られるんだから。

おつまみには唐揚げを買って、もう晩酌気分~♪

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だけど、試合が始まって段々試合にのめり込んで来るとのんびりムードが一転熱い応援となっちゃう。

一投一打に一喜一憂。

思わずため息も出ちゃったりして・・・。

そう、試合は0対4で武蔵ヒートベアーズの完封負け。

この頃になると気温もだいぶ下がって、試合の結果とともにちょっと寒くなったりして、それでもやっぱり野球はいいよ。

だけど心配なのは観客数の少なさ。

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やっぱり日本のメジャーの試合じゃないし、今年から参加のBCLというあまり聞き覚えのない独立リーグの試合だからいくらプロとは言え、あまりに収益が少なければ球団経営事態に不都合が生じるんじゃないかな。

当然、選手の収入にだって影響するし、うんん、ここは頑張っていい試合をたくさんやって、面白い試合なんだよということをアピールしなくっちゃいけないよな。

かなりスポンサーさんの協力もあるみたいだけど、それにはやっぱり魅力のある選手、試合にしなくっちゃいけないよね。

また機会があったら観戦したいけど、そのころにはもうちょっと観客も増えているといいな。

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頑張れ、武蔵ヒートベアーズ!

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熊谷市 | 17:50:16 | コメント(0)
オッケー!
やっぱり美味しいものがあるって楽しい。

あんなことやこんなことがあった秩父羊山公園へのチョイ旅。

でも、何かが足りないんだよなぁ。

お蕎麦食べてお腹は膨れてるけど、やっぱり気になるこんなところ。

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だけどともかく暑くってこんなに楽しそうな場所もちょっと見ただけどパスしちゃった。

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せめて日影で休めたらいいんだけど、何処も人がいっぱいで座ることさえままならない。

仕方ないから帰ることにしちゃった。

駐車場はミューズパークに拒否されちゃったから秩父道の駅近くのだだっ広い空地。

元々は秩父セメントの工場だったみたいね。

せっかくだから道の駅でちょっと遊んじゃおう。

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ここにもたくさん美味しそうなもの。

美味いしそうなものって見てるだけでも楽しいよね。

で、結局、これ、お買い上げ。

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秩父コロッケですって。

他と何が違うかというと、、、わからん、、、、。

でも、美味しかったからOK!ね。


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グルメ | 13:12:59 | コメント(0)
涼しいね。
地元産そば粉使用の涼しさがうれしい。

この時期の秩父の街はどこへ行っても人だらけ。

そう言うワタクシもその秩父にいたんですけどね。

と、なれば秩父でも有名店となればもう何時間も並んでなければ食べられないほどの行列。

お蕎麦の〇いけ屋さん、わらじカツ丼の安〇さんの店先にはえぇ~っていうくらいのたくさんの人。

やっぱり本当の秩父を楽しむのはシーズンを外した平日に限るね。

羊山公園の芝桜だって車はミューズパークに止めてくださいって。

しょうがないからミューズパークへ行ったわさ。

そうしたらもう満車でシャトルバスも1時間待ちっていうから他へ行ってくださいって。

そりゃないよ~(泣)

それじゃ、ミューズパーク至近の音楽寺境内のお蕎麦屋さんでも行ってみようか。

「不老庵」さん。

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おお、縁起の良い名前じゃん。

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早速、天ぷらもりそばを注文したよ。

だけどこのお店は店内撮影禁止の貼紙があって写真での紹介はできないんだよ。

活字だけで想像してね。

注文してから天ぷらを揚げる音、そばを茹で上げ水切りをする音が聞こえ何とも良い感じ。

「おまちどうさま」と出されたおそばの色はかなり濃い目。

細麺でゴマがふりかけてあったよ。

先ずはひと口。

ううん、初夏と思われるくらいの陽気の日は冷たいそばが美味しい!

程よいコシとちょっと濃い目の汁の加減がめっちゃ良い感じ。

天ぷらは舞茸、カボチャ、なすの野菜天。

お塩で頂いたんだけどこれがまたいいよね。

油っこさがなくさっぱりしてる。

いやいや、美味しかった、ごちそうさま。

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店内の涼しそうな雰囲気もこれからの季節にはもってこいだよ。

お腹も満たされたし、気力も湧いてきたぞ~!

さあ、またあの人ごみに挑むよ~、と羊山公園に向かったのでありました。



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グルメ | 18:27:19 | コメント(0)
こみこみだよ。
桜草は今年も色鮮やかに。

渋滞、大混雑、覚悟の上で秩父羊山公園に行ってきたよ。

もちろん、ターゲットは桜草。

色々なパンフレットやメディアで紹介されてるから超有名だよね。

だけどまさか羊山公園に羊がいるとは思わなかったよ。

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羊さんにしてみれば、「うるさいな~、もっと静かにしていてくれよ~!」なんていってるかもね。

それにしても、まあ、すごい人出だよ。

最近はアニメで有名になっちゃった秩父。

だからアニメ好きの若い人たちの姿が目立つのはよく分かるんだけど、この日はともかく中国語(だと思う)の会話があちこちで聞こえてた。

そう、よくテレビで見る中国の方たちの観光ツアーのお客様だと思うんだけど、決して大袈裟じゃなく本当に中国の人と思しき人達が増えたよね。

秩父の芝桜なんてどこで知ったんでしょうね。

きっとこの人の多さを見てびっくりしたんじゃないかな、中国の人達も。

さあ、やっとたどり着いた芝桜の丘。

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その向こうに見える武甲山は年々姿を変え今じゃかわいそうなくらい削られちゃってる。

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この山が秩父の象徴であるのんだけど、きっとこの先ももっともっと小さくなっていっちゃうんだろうね。

ちょっとやりきれない気持ちになったのはワタクシだけじゃないと思うよ。

まあ、それはともかくとして、色鮮やかだね~。

今が一番いい時かもしれない。

今年も鮮やかな色合いをありがとう。












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埼玉県その他 | 22:36:51 | コメント(0)
アツアツだよ。
そういうお年頃なんです。

人間、生きてりゃいろんな出来事に出くわす。

そのほとんどは辛いもの。

嬉しいこと、楽しいことなんて滅多にありゃしない。

そりゃしょうがないよ。

たまにあるから余計に嬉しいんだし、毎日楽しい人のことを”能天気”っていうんだ。

だけど、そんな嫌なことがあった日にゃ、どうにかしてリセットしたいと思うのが人情。

身体的に辛いのなら休めばいい。

だけど精神的なダメージはおとなしくするほど傷が深くなっちゃう。

そんな時こそ”お酒でしょう”

陽気もいいし、そろそろビールの季節。

ビールときたら枝豆か唐揚げが定番。

そんなことを考えてたら無性に唐揚げムード全開!

と、言うことで今宵はちょっと高級なビールに「とりきん」の唐揚げ。

「とりきん」さん。

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常盤町のあの造兵廠の給水塔近く。

ショーケースに品物がなくたって、頼んだらすぐに揚げてくれるから大丈夫。

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揚げたての唐揚げが食べられちゃう。

といっても家まで持って帰らにゃならんけど。

国産鶏肉にこだわった唐揚げはちょいと大振り。

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ジューシーな柔らかいお肉といつもとちょっと違った贅沢なビールがぽっかり空いた心の穴を綺麗に埋めてくれるよ。

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よし、これで明日も頑張れるな!

ありがとう、日本のニワトリさん!!



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グルメ | 18:32:11 | コメント(0)
グッとくるね。
ちょっとびっくり。

こんな組み合わせもあるんだ。


羽生からの帰り道、何か美味しいものでもないかなと考えてみたけど、いったい羽生ってどんなものがあるんだろう。

ふと思いついたのがから揚げね。

そうそう、なんでも駅前に美味しいから揚げ屋さんがあって行列ができると羽生の友人が言ってた。

で、駅前に行ったら確かにそれらしいお店があったんだけど、何と開店が午後3時30分からだって。

ええ~!

只今、午後2時、ダメだこりゃ。

その他に・・・・、そう言えばいがまんじゅうとか言ってたな。

なんだかわからないけど、いがまんじゅうね。

携帯で検索したら元川里町(現鴻巣市)が発祥地らしい。

ここから川里町までそれ程離れてないし行ってみようか。

約30分、何処だかよく分かんないけど奇跡的に「いがまんじゅう」の看板発見。

「田島製菓舗」さん。

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早速、店内に。

おお、これがいがまんじゅうかと大きな写真が掲げてある。

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だけど、肝心な現物のいがまんじゅうとやらの姿がない。

お店のおばさまに、「すみません、いがまんじゅうってありますか?」

おばさま、「ありますよ、今お持ちしますね」

と、待つこと10分ぐらい。

「お待ちどうさま」

手渡されたそれはなんと温ったか。

えええ、できたてなんだ、ちょっとうれしいね。

写真で見る限り確かそれはお赤飯だよね。

それができたてなんてなんだか凄い食べ物だな。

さあ、自宅に帰りいがまんじゅうさんと初のご対面~♪

おおお、こりゃ本物のお赤飯だぜ、ゴマまでかかってる。(当たり前)

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割って中身を確認するとこっちも本物のお饅頭だよ。(それも当たり前)

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有りなの? こんな組み合わせ。

でも、まさかしょっぱいごま塩なんてかかって・・・・おおお、やっぱり、やっぱり普通のお赤飯だ。

しかも中身のお饅頭のあんこは甘いんだもん、、、、。

しょっぱ、あま、しょっぱ、あま、のハーモニー。

こんな食べ物って、、、あったんだね~。

このあたりじゃ全くお目にかかれない食べ物だもんね、面喰ったよ。

しかも最初の感触じゃ、これはないな、と思ってたものがおかしな感覚に変わってくる。

あれ・・・、またちょっと食べたくなってきた。

一度食べたら忘れられない。

またひと口食べたくなる。

あれれ、いつの間にかふたっつも平らげちゃった。

こぶし大ぐらいあるんだよ、一個が。

さすがにお腹が膨れ満足ってところだけど、あのお赤飯の感触が癖になっちってまた食べたくなっちゃう。

実に不思議な食べ物、「いがまんじゅう」でした。







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グルメ | 14:39:51 | コメント(0)
雲の上。

”運命に従ふものを勇者といふ” 最終章

羽生の街は何度行ってもよく分からない。

決して大きな街ではないのに。

とにかく道が細いというか・・・。

でも、そんな中で建福寺は異彩。

駅前にある立派なお寺はどこからでもすぐにわかるよ。

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このお寺の一室に下宿し、住職と語らい、友人と酒を飲み、暫く暮らしたお寺だ。

そのお寺に「田舎教師」小林秀三(林清三)の眠る墓があるんだ。
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大きな墓石には「故小林秀三君之墓」と彫ってある。

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そう、友人たちがこの墓石を建立したんだね。

同じ敷地内に幼稚園がある関係上、絶えず子供たちの声がする。

教師として最後を迎えた清三さん。

きっと子供たちの声のするここでにこやかに見守っていることだろうね。

生前は悲しく、淋しく、そして辛い21年の人生だったかもしれないけどこんなに立派なお寺に墓を作ってもらい、そして友人や教え子、更にはこの本を読んだ多くの人達に冥福を祈っていただき、今では雲の上の世界で喜んでいるに違いない。

決してすべてが空しいだけの人生じゃなかったということが今になって証明されているのだと思う。

田山花袋という小説家の目にとまった日記からこの「田舎教師」という作品となり、そしてその日記の筆者である主人公小林秀三さんの冥福を祈り暫し墓石を見つめているとこの静かな羽生という街がやけに愛おしく思えてくるから不思議だよね。

これで「田舎教師」の章は終わりにするが、田山花袋という小説家に対する興味は決して終わることはない。

それだけこの小説の描写に衝撃を受けたというか、ファンになったというか。。。

更に田山花袋という作家の歌碑がかなり多くの土地に存在することも確認しているし。

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もちろん、これからことあるごとに紹介していこうと思っているし、ワタクシ自身、それらを見ることが今から楽しみでもある。





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埼玉県その他 | 16:37:30 | コメント(0)
きっとそうだね。
”運命に従ふものを勇者といふ” その3

お種さん資料館から東に向かって直ぐのところに弥勒小学校跡の碑があるよ。

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碑には、
「絶望と悲哀と寂寞とに堪へ得られるやうな生活を送れ」
「絶望と悲哀と寂寞とに堪へ得られる如き勇者たれ」
「運命に従ふものを勇者といふ」
と、彫ってあった。

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「田舎教師」の作品の一文だね。

この言葉がこの作品のすべてのような気がする。

そう、清三さんの心の叫び。

必死に自分の境遇と戦っていたんだね。

そして堪えていたんだ。

誰だってそういう部分ってあると思うけど、プライドも見栄も体裁もかなぐり捨てて親の為、生活の為に必死に自分を押し隠していた。

この当時の男子に向かって健気っていうのもなんだけど、そういう生き方って確かにあるし、家というものを大切にしていた昔としては当たり前のこと。

それでもやっぱりやりきれない気持ち。

ああ、運命よ!

初めてみた行田水城公園の碑にあった「運命に従ふものを勇者というふ」をみて、なんじゃこりゃ、”聖闘士星矢”か!って思わず思っちゃった自分が恥ずかしい。

そんな清三さんが教鞭をとっていた学校。

そっか、ここにあったんだ、弥勒小学校。

その横の三叉路の道の真ん中に田舎教師の像。

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意外に小さい(実物大じゃないよね)

その当時の情景が目に浮かぶようだよ。

周りには民家があるだけで決して賑やかな場所じゃない。

この学校の宿直室に寝泊まりし、そして友人たちの成功をずっとここから見つめていたんだね。

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そっか、そうだったんだね。

気持ち、すっごくよく分かるよ。

はぁ~、羽生、、、、。



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埼玉県その他 | 17:03:02 | コメント(0)
”運命に従ふものを勇者といふ” その2

利根川の流れを暫し眺め、ああ、向こう岸は館林なんだなと。

そして東には高速道路の橋脚でその先まで見渡すことはできないけど、その当時は何も遮るものは無かっただろうし、西も同じくして夕日が沈むその瞬間まで見渡すことができたんだろうな。

こんな場所だからこそ余計に情景の描写が際立つ作品「田舎教師」が出来上がったんだと、花袋さんにまで思いは馳せるよん。

そんな高速道路の下、ちょうど羽生PAあたりに「お種さん資料館」なるものがあるだ。

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場所は円照寺というお寺さんの境内。

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そこには「お種さんの墓」もある。

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お種さんとは清三さんがよく利用した料理屋の娘で、清三さんにお弁当を毎日運んでいた娘。

その後、身寄りのなかったお種さんのお墓を作り、史料館として小川屋で使用していた器などを羽生市が展示している。

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その中に当時の清三さん(写真右側)や小川屋の写真などもあり、実在の人物の姿や情景を知る貴重な資料はとても興味深く、暫し時間を忘れ見入ってしまったよ。

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益々、「田舎教師」が身近なものとして感じられるよな。

ノンフィクションだから。

田舎に住み、そこに生きた人だから。

運命に翻弄され、そしてもがき苦しんでいた人だから。

林清三(本名小林秀三)さんのことがもっと知りたくなったよ。







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未分類 | 16:28:21 | コメント(0)
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