2015-01-01 Thu
百薬の長で今宵を愛でる。さて、「道の駅おかべ」でねぎ焼きフライに驚かせられたついでにメインの店内にを物色。

先ずは地酒販売のコーナーへ。
深谷やその周辺、遠くは秩父の名酒まで並ぶコーナーにちょこんと可愛くラッピングされ置かれていたのがこれ。

深谷の老舗酒蔵「東白菊」さんの≪吟醸酒 吟子≫と≪特別純米酒 彩子≫のセット。
な、なんと、吟子なるお酒ですと。
そりゃ買わない訳にはいかんでしょう。
何せ、只今荻野吟子の生涯を描いた渡辺淳一著「花埋み」熟読中でござる。
彩子さんはともかくとして、”吟子さんを飲みながら吟子さんを読む”。
う~ん、何とも粋な余暇の過ごし方。
さて、晩酌の時間と相成りました。

おまけについていたガラス製のグラスに並々つがれた吟子さん。
今どき流行りのフルーティなー吟醸酒とはちょっと違った味わい。
辛口ほどではないけど決して甘くはなく、中辛よりもちょっと柔らかめの淡麗タイプ。
コクがある割にさっぱりした味わいで、昔ながらの・・・・という感じかな。
さすが、吟子さん。
でも残念ながら当の荻野吟子さんとは全然関係ないらしく、吟醸酒だから、なのでしょうか。
で、彩子さんもひと口。

こちらもコクがあり最近の主流となっているスッキリタイプの純米酒じゃありませんな。
どちらも”大人のお酒”的な味わいでございました。
そしてねぎ焼きフライをパクりとひと口、吟子、彩子をグビっとひと飲み。
う~ん、今宵は気分よく酔えそうな気配でございます。
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