2023-02-17 Fri
これこそが海だぁ。ビュッフェスタイルの兆色でお腹いっぱい。
”世は満足じゃ!”
と、水戸のご隠居が行ったかどうかは別として、もう何もすることはないので、三の丸ホテルをチェックアウト。
まだまだ水戸市内の観光地巡りもしたかったけど、ホテル前の通りは女子高生でいっぱい。
ちょうど通学時間だったんでしょう。

このまま外に出て歩いていたら不審者に見られて通報されてしまうかも。
う~ん、嫌な予感。
だったらもうここは一目散に逃げだし、車に乗り込もうか。
で、向かったのはお約束通り、再び大洗の地へ。
もう30分も走れば着いちゃう、、、楽勝!

めんたいパークへ営業開始時間の9時に到着しちゃったもんね。
もちろん、お買い上げ商品は保冷バックで十分家まで持つし、念願の出来立て明太子のおにぎりも販売開始の9時半まで待って見事にゲット。
これで心残りなくこの場所を去ることができますわ。
おっと待てよ、、、そう言えばまともに海を見ていないなぁ。

そうだ、大洗漁港市場じゃなくって那珂湊方面に行って見よう。
この通りは海岸べりを走るようだし、、、その途中でお魚屋さんがあれば、そこでお買い物をしても良いし、水族館によっても良いし。
すると、大きな鳥居の前を過ぎると、海岸の岩場にも鳥居が見えます。
そこが大洗磯前神社だそうな。

夕刻、夕陽に染まる海に鳥居。
映える画像の撮れるスポットだそうですがね。
夕方までここにいる訳にはいかないので、こんな写真でいかがでしょうか。
海なし県に住む人間にとっては素晴らしい風景じゃございませんか。

ああ、、、海に向かって”バカヤロウ!”って叫びたくなっちまったわ。(笑)
砂浜では犬を連れたお散歩のご婦人やら、釣り竿を立てて海を見つめるご年配の方たち。
う~ん、なんとも浮世を思わせるシュチュエーションの数々。
段々時間の流れがゆっくりしていくのが分かりますわ。
こんな場所で余生を暮らせたらと本気で思っちゃう。

いやいや、夢を見ている場合じゃない。
明日からまた現実に戻って誇りにまみれ、汗を流しながら働かにゃあならんのだよ。
その為にも海の幸で栄養を補給できるよう、手みやげのひとつでも買い込んでいこうじゃありませんか。
海岸近くの川に架かる赤い橋を渡れば、もうそこは那珂湊。
そこに巨大な魚市場を発見。

何軒もの魚屋さんが軒を連ねて・・・驚くばかり。
こんなでっかいお魚市場、、、あああ、、、昨日もこっちにきていればよかったわ。
こんな獲りたてのお魚がいっぱいあるのなら、しかもびっくりするほどお安いし、美味しいお魚が食べたくなったら高速を使ってここまでお魚を買いに来たって罰は当たらないぞ。
年末、お正月用のお魚のお買い物なんて最高かな。
良い場所を見つけちゃったわ。

それにね、発泡スチロールの箱や氷を無料で頂けるんだわ。
これなら冷凍の宅配じゃなくても家まで持って帰れるもん。
はい、大量にお魚、買いましたよ。
地元スーパーじゃ買う気にもならない量ですわ。

となれば、とっとと帰らにゃならんです。
ゆっくりしていたら氷が溶けちゃう。
そうなんですわ、、、この日はお天気が良くってぽかぽか陽気。
加えて車内も暖房、、、いや、暖房は要らないくらい暖かい。

それでもお昼ご飯ぐらいは食べようと寄った「さのSA」上り。
あの組合ストによって存続さえ危ぶまれたいわくつきのサービスエリアですよ。
こちらは下りの新店舗と比べれとやっぱり老朽化は否めませんわな。
そこで食べた佐野ラーメン、、、これがまた・・・参りました!
こりゃちょっとと思うほど、、、佐野ラーメンのイメージが崩れそう。
途中までが良かっただけに残念、、、終わり良ければ総て良しとは言えませんでしたわ。
”途中良ければ最後も仕方なし”
みたいな。。。と、、、無事帰宅したのでございました。
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2023-02-16 Thu
こりゃ当たりだわ!水戸偕楽園から車で15分ぐらい。
JR水戸駅前広場。
そのすぐ下に本日のお宿、「三の丸ホテル」があります。
お値段からして、まあ、練られるベットがあればいいかな、くらいの気持ちで予約。

駐車場もすぐ横で、まあ便利でしたわ。
期待もせずにホテルに入ると、、、おお、、、豪華じゃございませんか。
センスのいい調度品。
感じのいいフロント。
宿泊料金は前払いということで、スッキリしてホテルで過ごすことができますわ。

ただ、夕食はなく、どこかの飲食店を見つけておかなきゃと、水戸駅ビルへ行って見ました。
今時の大きな駅って下に幹線道路、その上に広場とかあって車の通行からは二分化されていて、ちょっとの安心感がありますわ。
この水戸駅前広場には、何と櫓風の四阿があって、その柱には葵御紋の提灯が。
その横に黄門さま御一行のモニュメント。

なるほど、市民は偕楽園の斉昭さん。
でも全国的には黄門さんが水戸の象徴って事ですかね。
水戸駅から降りた方々に最初に目に入るのがこの光景ですからね。

それはそれとして、さあ、困った。
この周辺に飲食店、レストランみたいなモノが見当たらないんですわ。
駅周辺にあるのは居酒屋さん系ばっかりで、もっとお腹にたまるものが欲しいなぁと探すも見当たらず。
きっと駅から少し離れた場所にあるのでしょう。
駅周辺には駐車場までを確保する土地が手に入れにくい。

市街地中心から少し離れた場所に行けばあるとは思うんだけど・・・そこまで歩けないよ。
しかも、お夕食ですから、寒いし暗いし道わかんないし。
こうなるとビジネスホテル系は困っちゃいますね。
以前ならラウンジやホテル内のレストランで食事ができた。
でも、コロナの関係かどうかは知らないけど、今はそう言う場所がない。

まあ、いいや。
夜になればレストランの看板が煌々と光りだすでしょう。
取り合えず、ビールとおつまみを買い込んで部屋飲みで時間を潰しましょう。
と、海鮮系のおつまみを駅ビルで調達。

先ずはホテルにある大浴場に浸かり、からだを温めつつのんびり。
だって、お客さんはいるのでしょうが、誰ひとりとして入ってくる方がありません。
そうね、15mもありますかね。
でっかい湯舟をひとり占め。
ビジネスホテルですからね、露天風呂とかサウナとかはありませんが、ゆっくり入れるお風呂で大満足。

誰に気兼ねもなく、手足を思いっきり伸ばして今日の疲れを吹き飛ばします。
そうして部屋に戻り、グビグビと飲み始めましたわ。
お安いお酒でも気分が変われば格別なお味。
駅前ビルで手に入れたイカのリング揚げやフライドポテトも絶好調。

良い調子で飲んでいると、もう外に出るのが嫌になってきちゃいました。
テレビを見ながらこんなつまみを口にしていると、いい意味でも悪い意味でもここがホテルであることを忘れてしまいますな。
ゴロっと横になっていると、いつの間にか朝になっておりましたわ。

と、なれば又もやお風呂に入って朝食。
朝食はありますよ、ラウンジにてバイキング。
お薦めはなんと言っても水戸ですからね、納豆ですわ。
黒豆の納豆と普通の納豆の食べ比べ、、、う~ん、どちらも豆が柔らかくって、、、、ご飯、お代わりしてしまいましたわ。(笑)
なんじゃ、この食欲は。。。と、それだけ美味しかったっていうこと。
当たりでしたね、このホテルは。
と、満足したままホテルをあとにするのでありました。


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2023-02-15 Wed
広すぎて無理!大洗の町をいったん離れます。
行き先は今夜の寝床、水戸市。
だけど、まだホテルのチェックインには早い。
だったら少し水戸市市街を観光しますか、、、となれば、先ずは偕楽園でしょう。

大洗から1時間もかからず着いちゃいました、が、駐車場が満杯!
さあ、どうする。
あちこちに駐車場があるらしく、、、、でも、どこもいっぱい。
まさかの三波湖の駐車場までいっぱいになってました。
で、諦めようかと思っていたところへ、車の出ていく駐車場を発見。
すぐさま、そのスペースに駐車。
はあ、疲れたわ。

さて、偕楽園とは???
偕楽園は、金沢の兼六園・岡山の後楽園とともに日本三名園のひとつに数えられ、天保13(1842)年7月、水戸藩第9代藩主徳川斉昭公により造られました。
「偕楽園」という名は、「古の人は民と偕に楽しむ、故に能く楽しむなり」という中国の古典『孟子』の一節から名づけられており、「領民と偕に楽しむ」場にしたいという斉昭公の強い想いが感じられます。
造園に際し、斉昭公は自らその構想を練り、藩校弘道館を勉学・修行の場、偕楽園を休息の場として、互いに対をなす一体の施設として設計したとされ、また園内に別邸として建てられた「好文亭」も、その建設位置から意匠に至るまで、斉昭公が自ら定めたと言われています。
現在、偕楽園には約100品種3,000本の梅が植えられ、かぐわしい早春の訪れを告げてくれます。2月中旬から3月にかけての「水戸の梅まつり」を皮切りに、桜、つつじ、秋には萩、初冬には二季咲桜と、花々が季節を届けてくれます。
(水戸観光コンペション協会HPより)

徳川斉昭(水戸斉昭)さんが作ったのね。
水戸斉昭と言えば15代将軍慶喜のお父さん。
そもそも水戸藩と言えば渋沢栄一が使えたことで有名じゃん。
幕末、栄一さん慶喜の弟の昭武と渡欧。
そこから人生大きく変わったんだよね。

そう考えると、この水戸って言う場所は深谷市とも所縁ある地。
水戸黄門さんも格さん助さんと深谷宿にお泊まりなさった(???? 笑)
そんな水戸藩を象徴する偕楽園です。

だけど、これが広い広い。
さっきの三波湖が遠く霞んでる・
地図で見るとすぐそこなんだけどね。
さすが、日本三大名園ですわ。

なにせ、ここはまだ偕楽園の園内じゃないんですから。
ホテルで言ったらエントランス。
入り口にも入ってない。
だけど、植えられている樹木の素晴らしい剪定。

本当に一流の植木職人さんの手によるものですわな。
それだけを見ることができただけでも凄いことだと思うね。
さて、それでは本丸へ。

ところが入り口が遠いい、遠い。
小高い山の上だもんで、その坂道が・・・こりゃ大変だわ。
やっとたどり着いた入り口には入園料300円なり。
その門をくぐって園内へ。

(歴史上の人物.comより)
いたるところに斉昭さん、ゆかりのモノが。
水戸のひとたちにとって斉昭さんはカリスマだったんじゃないかと思うんですよ。
水戸と言ったら校門様、、、じゃなくって、斉昭さんなのかもね。

もうひとつ。
偕楽園と言えば梅園。
でも、まだ咲いていませんでしたわ、白梅は。
梅まつりにも一週間早かったみたい。
それにつけても広すぎて、、、1時間や2時間じゃこの庭園を見るのは無理!
もう、この辺で諦めてホテルに向かいましょう!


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2023-02-14 Tue
どうにもならない。明と暗。
見ちゃいましたな、大洗シーサイドステーション。
殆どが空き店舗。
営業している直売所と海鮮レストランだけが賑わってる。
これもあの東日本大震災のせいだと聞いて、なんだかやるせなさを感じるのです。

いたるところに津波がここまで来ます、来ましたよの看板が未だにある。
警戒を促すものでしょうがね、、、もうそんなモノは来ない事に越したことはない。
でも、未だにその傷跡が残るのもその災害の酷さが大きかったってことだよね。

おっと、そのシーサイドステーションから再び漁港市場方面に向かいます。
だって、一番の賑わいはこの市場周辺。
その一角に「かねふくめんたいパーク」があるんです。
からし明太子と言えば福岡博多。

その福岡の名店「かねふく」が全国展開するのが「めんたいパーク」
大洗、神戸、びわ湖、とこなめ、伊豆、とここまでは海、湖と海鮮にゆかりのある土地柄。
ビックリするのが群馬、、、海なし県の群馬県甘楽町にできちゃった!
冷凍技術の進歩、、、群馬県にあっても不思議じゃないけど・・・どうでしょうね。(笑)

さて、この大洗のめんたいパーク。
まあ、ひと、ひとの波。
あとからあとへ売れていく明太子。
今じゃ国民的お惣菜の優等生。

これさえあればご飯が3杯食べられる。
おにぎりにしてもパスタに混ぜてもうまいうまい!
その昔は焼たらこだけ。
そのたらこをからしに漬け込んだアイデアの勝利だわ。

昔読んだ「博多っ子純情」と言うコミックの中で出てくるんですよ、辛子明太子。
まだ少年の3人組が博多山笠を機に大人の世界に足を踏み入れていく内容。
大人なら辛子明太子だって食べられるんだと、辛い明太子を食べるシーンが忘れられない。
その当時、辛子明太子ってどんなものなのかも知らなかった。
福岡の名物と言うのだけはコミックの中で分かったけど。

それが今じゃどこのスーパーに行っても無いお店はない。
地方の名産物が全国に知れ渡る良い例だよね。
そんなかねふくの明太子。
その工場直売所がめんたいパークなんですね。

先ず、入店すると工場で作りたての明太子の試食。
木製のスプーンに乗せられた明太子をパクリと頂く。
あああ、、、やっぱ違うわ。
滑らかと言うか、、、粒がきめ細かい。

これが本来の博多のお味なんでしょうかね。
それではと、、、そっか、、、この明太子だって生鮮食品。
この場で買っちゃったら家に着くまでに痛んじゃう。
それじゃぁ、、、宅配で送っちゃおうか、、、いや、待てよ。
明日もここにきて買えば良いだけじゃないか。
ああ、、、明日も大洗観光決定ね。

それともうひとつ、、、いや、ふたつ。
明太子のおにぎり、、、もう売れ切れていたわ。
鬼盛りのめんたい丼も無し。
工場見学コースに入ったら日曜日のせいなのかな、、、製造されてない、、、誰もいない。
やっぱ、明日もここに来る必要がありそうね。
う~ん、計画の甘さがここにきて迷走を生み出しておりますな。


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2023-02-13 Mon
迷走はここから始まった!再び旅の続きに戻ります。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
何度も来なきゃ、観光地なんてどこに何があるのか分からない。
そりゃそうですよね、何もかも分かっていたら面白くないもん。
いろいろなハプニングがあるから面白い。
思い出になるってもんですわ。

今回も、漁港の市場があるって、そればっかり頭にあって、先ずは何を差し置いても漁港ってなっちゃってる訳でして。
冷静に考えれば、漁港に行きつく前にあったなあ、大洗アウトレット。
その名も「大洗シーサイドステーション」
だけど、ちょっと見た目はただの集合ショッピングモールみたいな、、、お薬屋さんとスーパーと。

これがね、行って見ると確かにアウトレットだったようですよ。
あの大震災を経て、多くの店が撤退。
今や空き店舗ばっかりで・・・そっか、、、それでもおみやげ屋さんだけは賑わっておりましたわ。
おみやげもアウトレットなのかしらね。

茨城の農産物、、、サツマイモ関係のスイーツから本物の野菜まであって、、、でも、野菜は遠慮しておきましょう。
それよりも気になるのは壁際に張り付けてある大漁旗。
そうよ、ここは大洗漁港至近、、、隣には大洗マリーナ、、、豪華なヨットが陸揚げされている。
それじゃ、やっぱり魚介類でしょ。

うんうん、確かにありますわ、魚介類。
でもみんな冷凍されたお魚さん。
それと真空パックされた干物さんたち。
どうなんでしょう、、、これを買って家に行くまで持つのかって言ったら無理!

だって今日は一泊の予定なんだもん。
それじゃおみやげ購入は無理ね。
そうそう、だから漁港でお魚も買わなかった訳だし。
こういうの見ちゃうと買いたくなっちゃうけど、今日はダメよ。

今日は見るだけね。
おっと、これは「ガールズアンドパンツァー」ではないですか。
そうそう、大洗女子学園の生徒を主人公に繰り広げられる”戦車道”
知っているひとは知っているでしょうが、知らないひとには何が何だか分からない!
それがアニメってものよ。

大和撫子の手習いとして戦車で戦うストーリー、、、過去の戦車から最新式の戦車まで女子高校生が操って戦うって言うナンセンスな内容。
番組や映画で使われた楽曲をオーケストラでのコンサートまで行われた人気アニメなんだよ。
その舞台がここ、大洗なんだわ。
その場面を思いだすとクスッと笑っちゃう。

オタクさんにはここ、大洗は”聖地”なんでしょうね。
そう言えば缶バッジなんかも売られているわ。
ふふ、ワタクシはそこまでファンじゃないし、欲しくないけどね。

さて、そんな建物の二階には何やら賑わっている一角がありまして。
美味しそうな旗がなびいておりましたわ。
ちょっと覗いてみると、女将さんが「今なら席が空いてますよ~」だって。
おお、、、なんと賑やかな貼紙と写真とサンプル。

うわ、美味しそうじゃないですか。
う~ん、回転ずし食べちゃったしなぁ。
ちょっと早まったか、、、しくじったな、こりゃ。
デカいカキフライ、、、旨そうじゃないですか、、、これなら食べられる~!

と言ってももう後の祭り。
またまた隣に見えるマリンタワーが何となく虚しく見えるわ。
ちょっと膨らんだお腹をさすりながら悔し涙にくれるのです。(そこまでではないですが 笑)
となると、その先にあった建物も気になってくるのでした。


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